cuttysark

『ジャポニカロゴス』の番組収録

2006年12月06日

フジテレビ系の『ジャポニカロゴス』という番組の収録を見てきました。
タモリさんや関根勤さん、内田恭子アナなどが出演している番組です。

感じたことは以下の3つでした
☆番組スタッフの段取り力が素晴らしい
☆役割分担がはっきりしていてしかも全てがプロ
☆スター☆の存在です。

特に番組スタッフの段取り力は素晴らしかったです。
出演者が収録スタジオに入る前に行われる、
我々観客への前説などは当たり前として、
ディレクター(ADさん?)によるカンペの準備と、
収録中の臨機応変なカンペ出しの絶妙なタイミング。
セットを変えるちょっとした間を利用して、
出演者への飲み物出しなど、考えつくされた間で収録が進行していきます。

見ていて小気味良いです。

それを成功させている要因の大きな1つは、
役割分担がはっきりしているということです。
カメラマンさんはカメラワークに集中します。
ADさんは、セットに集中する人、我々観客へ指示だしする人、
出演者に指示だしする人それぞれの役割を忠実に行います。
そして、大元で取り仕切るプロデューサーの存在も忘れてはなりません。
その役割についてプロの集団なのです。

喩えて言ったら、オーケストラのようです。
バイオリンは、ティンパニの代役はできないけど、
美しい音を響かせます。
ティンパニもバイオリンの代役はできないけど、
いいリズムを刻みます。
それが良い指揮者の手によって美しいハーモニーを紡ぎだします。
まるで、そんなハーモニーを聞いているかのような収録現場でした。

そしてもちろん☆スター☆の存在も重要です。
老練なタモリさんの仕切りやボケのタイミングも良く、
オセロの松嶋さんなどもかわいかったです。

会社の運営上も非常に勉強になった収録現場でした。