cuttysark

「パンくずリスト」とは??

2006年09月20日

先日クライアントさんとやり取りをしていて、
「パンくずリスト」のことが話題になりました。

ホームページを見ていると下記のようなリストがあることがあります。

■パンくずリストの例↓

ホーム > (第二階層) > (第三階層)

サイトを見ていて、
現在、いったいサイトのどこにいるかがわかりやすいという意味で
「パンくずリスト」は効果があるのですが、
なぜ「パンくずリスト」などという名前なのでしょう??

答えは、童話「ヘンゼルとグレーテル」で、
ヘンゼルとグレーテルが森で道に迷わないよう
少しずつ道にパンくずを落としていったという話
から来ていると聞いたことがあります。

つまり、道にパンくずを置いて道しるべとしたように、
ホームページを見ている人が、
現在どこのページにいるのかがわかるような道しるべ(リスト)なのですね。

ホームページを見ていて、特に深い階層にいる時は、
階層化(パンくず化)して表示されていると、
表示が無い場合と比べて、
確かにホームページのどこにいるのかがわかりやすい気がします。

「パンくずリスト」の設置は、ユーザビリティの高いページとして評価されます。
また、ホームページ内でのリンクの数が増えますので、
SEO対策としても有効です。

しかし童話では、パンくずは鳥たちに食べられてしまい、
ヘンゼルとグレーテルは道に迷ってしまいました。
迷わなかったのは、「石」を道しるべにした時でしたので、
「石リスト」とか「ストーンリスト」の方が適切なような気がするのですが。