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学生を評価する難しさ

2011年08月08日

こんにちは、WEBメディアエヴァンジェリストの押切孝雄です。

大学の講義が終わり、テストが終わりました。
前期の出席、テスト、レポートを点数化して、学生を評価しました。

いわゆる「優」「良」「可」という評価です。

一番良いのは、授業態度が良く、テストの成績もよく、レポートもしっかり書いた学生です。
問題なく、優秀点をつけます。

今回、レポートは必須ではなく、書きたい学生だけに提出させました。
ここで意欲の差がでます。

むろん、レポートを書いた学生はプラスの評価をします。

難しいのは、
授業態度が良くて、レポートを書いていても、テストの点数が良くないことがあります。
意欲はあっても、テストの結果が良くない場合は、優秀点をつけられません。

今回初めて学生の評価をしたのですが、優秀点を取った学生も、
及第点をとった学生も、ものすごく差があったわけではありません。

極力客観的に点数化した結果、「優」「良」「可」を判定しました。

学生はよく頑張ったので、できればみんなに良い評価をしたい。
しかし、標準偏差で出さなくてはならず、全員に良い評価はできません。

差をつけなくてはいけない難しさを経験しました。