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英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展

2008年07月08日

こんにちは、ホームページ制作会社(東京都千代田区)
株式会社カティサークの押切孝雄です。

WEBコンサルティングの仕事をしていて、
大事にしていることがあります。

それは、日々クリエイティブなアイデアを入れることです。

何か、新鮮なアイデアを身体に取り入れることで、
新しい発想で、リフレッシュして、仕事ができるということがあるからです。

昨夜、六本木ヒルズの森美術館で開催されている
英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展に行ってきました。

turner.jpg

( ↑ 「ターナー賞歩み展」 のWEBサイトより)

私が到着したのは、夜暗くなってからだったのですが、
多くの人でにぎわっていました。

ターナー賞は、現代美術の賞で、
1984年からイギリスでほぼ毎年開かれています。

日本人には、あまりなじみのない賞なのですが、
イギリスでは、ほぼみんな知ってます。

なぜなら、受賞の模様は、テレビで放映されますし、
新聞や職場などでも、話題になるからです。

私がイギリスにいたころも、今年の「ターナー賞は○○だったね」
というようにターナー賞の話題をしていました。

日本で言ったら、お笑いの優勝者を決める「M-1グランプリ」みたいな存在
と言ってもいいかもしれません(若干おおげさかもしれませんが)。

この賞のおかげで、
ギルバート&ジョージ
ダミアンハースト
クリスオフィリなどがメジャーになったと言ったら大げさでしょうか。

私の個人的な見解ですが、1990年代のイギリスの現代アートが
ものすごく面白かったのは、ターナー賞のおかげなんです。

(↑ これはちょっと言い過ぎかもしれませんが (^_^;)

ちょうど、今、日本では、お笑いブームが続いていて、
コンビ芸人のNo.1を決める「M-1グランプリ」の優勝者や
ピン芸人のNo.1を決める「R-1グランプリ」の優勝者が、
注目を集めて、その後、メジャーな芸人に育っていくのと
仕組みとしては、近いように思います。

ターナー賞の歩み展、面白かったです。

森美術館は、夜10時まで開いているのですね。
(曜日によって例外もあるようですが)

開館時間が長いのは、ビジネスマンやOLにとって、
美術館が身近なものになりますので、とても良いことだと思います。

7月13日までですので、まだの方は、ぜひ。
おすすめです。

英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展

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