cuttysark

本を書く

2007年11月09日

数年前の話ですが、
イギリスで大学院を卒業するときに論文を書きました。

ある業界の国際化戦略についてだったのですが、
論文は100ページ超、当たり前ですが英語で書きました。

個人的に一番苦労したのが、コンセプトを決めてから、
実際に書き始めて、2章くらいのときでした。

2章に取りかかっている時が、
全体で見ると2?3割というあたりで、
完成が果てし無く遠く感じ、一番落ち着きません。

何度も、書き切れないかもしれないと思いました。
また、自分が論文を書いても
何も変わらないと悲観的になったこともありました。
しかし、最後まで自分を信じて書き切りました。

また、執筆に際して、協力してくれた方も多くいました。
私の稚拙な英語のインタビューに答えてくれた方。
論文を指導してくれた教授。
支えてくれた友人達。

今、まさにロンドン時代を思い出す状況です。
本の原稿を書いているのですが、
全然終わりが見えないです。

本を書くという仕事は、自分との戦いだと思います。
自分に妥協したら負けです。

ありがたいことに私には、
出版社の優秀な編集者についていただいています。
相談に乗ってくれる方もいます。

みんなに届けたいことがあるから書きます。
1人でも多くの方に、
役に立ったと言っていただける本を届けたい。

社会的にインパクトのある内容にしたいと思っています。