こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
久しぶりに、iPadを買って使っています。
とても使いやすいです。
第2世代のアップルペンシルが、
手書きができるのはとても便利です。
ただ、持ち歩くモノが多くなりますね。
macbook proとiPad proとiPhoneとなると、日々持ち歩く荷物が重くなります。
本当は、Macbook proのディスプレイがアップルペンシルに対応しているとベストです。
iPad的なものを持たなくても、画面をそのまま使えるからです。
その意味では、
Surfaceの方がオールインワンデバイスとして優れています。
ペンによる手書きも、キーボードも、タブレットとしても使えるからです。
それでは、アップルはSurfaceのようなオールインワンのデバイスを発売するか?
私は、アップルはしない(できない)と思います。
少なくとも3年は。
なぜなら、もしそんなデバイスが発売されたら、
みんな買います。
そして、MacbookとiPadを別々に買う必要がなくなり、
1台で済むようになるので、カニバリゼーションを起こすからです。
現在2台買ってもらえるのに、わざわざ1台で済むような便利なデバイスは、
今のアップルでは出せないというのが私の見立てです。
これは、15年前のソニーも一緒でした。
ソニーは携帯電話、ウォークマン、ICレコーダー、デジタルカメラを別々の機器として発売してきましたが、
それらの機能がすべて入ったスマートフォンは、ソニーからは生まれませんでした。
そこにアップルが「電話を再発明」することで、1台で電話も、音楽プレーヤーも、ICレコーダーもデジタルカメラも、
その他さまざまなことができるオールインワンデバイスとしてiPhoneを発売しました。
みんな1台でできたら便利だと思っていたデバイスです。
それで、今、スマートフォンを一人一台もっています。
約10年経って、アップルがソニーのようになっていると私には見えます。
ユーザーは、MacbookとiPadを両方兼ね揃えたデバイスがほしい、しかし、ソニーと同じ理由で出せません。
もちろん、iPadのチップがMacbookと同じほどパワフルでないから、
OSを統合できないという技術的な問題もありますが、それ以上に会社の戦略として難しいと考えられます。
また、iPad proにキーボードをつければ、パソコンと同じようなことができるのではないかという意見もあるかもしれません。
しかし、たとえば、WEBの制作などは、現状iPad proでは役不足です。
Macbook proでできることと、iPad proでできることは、まだ大きな差があります。
では、先述のオールインワンでなんでもできるSurfaceを買うというと、買う気にはなりません。
端末のハードウェアの問題ではなく、ソフトウェアの問題です。
ソフトウェアがアップルが圧倒的に優れているからですね。
アップルの端末は、使っていて、ストレスが少ないです。
ソフトウェアの使い勝手、UI、UXの操作感覚、操作体験が優れているからアップルの端末を使うので、
それであれば、重くなっても耐えるというわけです。
で、結局、2019年は、Macbook proとiPad proとiPhoneを持ち歩いて使います。
まだ、やっていませんが、Macbook proのサブディスプレイとして、iPadを使うという活用方法も、
今年あたり始めてみようかと思っています。
そのあたりのことはまたこのブログで紹介いたします。