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仕事のヒントはドラッカーから

2007年10月10日

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写真は、P・F・ドラッカーの『マネジメント』(ダイヤモンド社)です。

ドラッカーの著作は、何度読み返しても古くなることがありません。
小手先のテクニックではなく、原理原則が書いてあるからです。

マーケティングの理想について、ドラッカーは、
「マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、
製品とサービスを顧客に合わせ、
おのずから売れるようにすることである」(p17)と述べています。

この言葉だけでも、
頭で理解することはできても、
実践するのはとても大変です。

商品やサービスは、
自社の都合でつくるのではく、
つねに顧客の欲するものを形にするということなのですね。

商品が中心なのではなくて、
顧客のニーズが一番初めにあるという発想です。

10年以上前に『ポスト資本主義社会』という
ドラッカーの著作に出会って以来、
ドラッカーから影響を受け続けています。

仕事をしていて、時々これらドラッカーの著作に戻ってくると、
ヒントが満載なのですね。
日々の仕事の拠り所になっています。