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After311(アフター・サンイチイチ)の世界でまずは身を守る

2011年04月21日

こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

震災の前と後で、世界が変わってしまいました。
震災後の世界を「After311(アフター・サンイチイチ)」と呼びたいと思います。

このAfter311の世界において、さまざま情報が錯綜しています。

本日4月21日、千葉と茨城に住む女性の母乳から放射性物質が検出されたとの報道がありました。
これは、重要なメッセージです。他人事ではありません。

我々は、多少なりとも放射性物質をため込んでいる可能性があるので、
できるだけ対策を立ててくださいというメッセージと受け取るのが賢明ではないでしょうか。

対策方法とは、なるべく放射性物質を取り込まないことに尽きます。
そして簡単にできることがたくさんあります。

東京で基準値を超える濃度の放射性物質を含んだ水道水についての報道があったのが、2011年3月23日。
その後、基準値を下回ったため、飲んでも支障がないとされています。

しかし、基準値を下回ったものの放射性物質が全く含まれていないわけではないでしょう。
極力放射性物質を取り込まないことが重要ですので、水道水を摂取するのを控えて、
飲料用としては、なるべくペットボトルのミネラルウォーターにした方が良いわけです。

一時期、売り切れて市中からミネラルウォーターが消える事態が続きましたが、
最近ではメーカーの増産も手伝って、手に入りやすくなりましたので、買い占めも見られなくなってきました。

ですので、ミネラルウォーターが手に入るのなら、その方が良いわけです。

しかし、水道水を飲まなくてはならない場面はあると思います。
飲食店で出されている水も大半が水道水や水道水をろ過した水でしょう。

完全に水道水を飲むことを遮断することは難しいですが、
なるべく放射性物質が入っていない水を摂取するようにしましょう。

他にも、放射性物質を取り込まないために、できることはたくさんあります。

たとえば、そもそも不要な外出はしないこと。

外出するときは、マスクをすることを忘れずに。
(私は知人の勧めで、活性炭入りの不織布マスクを2重にして使用しています)

外出から家に帰ったら、こまめに服を洗濯をして、放射性物質を落とすこと。
洗濯物は外ではなく室内に干すこと。
家の中は、クイックルワイパーなどの水拭きで、家に取り込んだ放射性物質を掃除すること。

もしかすると、このような行動をやりすぎだとか、滑稽だと思う人もいるかもしれません。
確かに、放射性物質の蓄積は、今すぐには影響のあるものではないかもしれません。

しかし、10年、20年と時がたった時に出てくる危険性があります。

自分がガンになるだけでしたら、かまいませんが、
将来のある子孫に対しては申し訳の立たない事態になる危険性を孕んでいるのです。

そして、その時に後悔しても遅いのです。

ここに挙げた対策は、今すぐにできるものですし、他人に迷惑をかけるものでもないので、
私自身、当面の間続けていきたいと思います。