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世界を見る目の相対化・メタ化:台湾2

2015年02月27日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

海外へ渡航してで得られることは、良くも悪くも、自国と他国を比較できることです。

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( ↑ 台湾 高雄の早朝の公園の光景:太極拳 )

たとえば、台湾の高雄では、早朝に公園へ行ってみると、太極拳やスワイショウをしている人が目につきました。
これは、台湾だけでなく、中国本土や、香港でも見られる光景です。
日本で言うと、ラジオ体操のようなものですが、
日本でも大正時代くらいまでは、スワイショウ(肩甲骨の運動)をする人は多かったと聞いたことがあります。

比較対象が多ければ、それだけ他国で優れていることを取り入れるアイデアを持つことにつながります。

1カ国だけでなくて、2カ国、3カ国と増えていけばそれだけ多くの国の文化を比較・相対化していけます。

昨年訪れたシンガポールでは、smart nationという方向性を志向しており、
デジタル化が進んでいました。

空港でタッチパネルがいたるところに置いてあり、フィードバックができる仕組みがあったのを始め、
デジタルで効率化している様子がわかります。
(詳しくは過去のブログにも書きました)

日本のIT化を考えた時に、デジタル化の進んだシンガポールを参考にするということはありえます。
他国を訪問することで、日本の状況を相対化して、俯瞰して見られるようになります。

日本での常識(自分の中にある常識)を、他国を見ることで拡げることができるのですね。

そういう意味で、世界を見るということは重要だと考えています。
ただ、なかなか海外に行けないということはあると思います。

そんな時にはどうしたらよいか?
秘策があります。
それは、またのブログで書いてみたいと思います。