cuttysark

500年後の世界!

2007年03月21日

本気で考えていることがあります。

500年後の世界に残るものを提供したい。

ただ残っていれば良いのではなくて、
500年後の世界で、我々の子孫が新鮮に感動できるものを遺したい。

押切は気が狂ったのかな?
と思わずに、聞いていただきたい。

そんなものあるのかな??
と思うのですが、
もしかしたらあまり無いかもしれません。

ほとんどのものは、100年以内に姿を消します。
人間も長くてもだいたい100年程度で寿命を全うします。

日本家屋の寿命は、40年くらいで建替えの時期でしょうか。
ビジネスの寿命も昔は30年だったのが、
今は10年なんて言われます。

極端な話、500年後の世界に人間が絶滅しているかもしれないですし。
わかりません。

でも、繁栄しているという方に賭けたいと思っています。

500年後の人が感動できる何かを遺したいと本気で思っています。

500年後の世界を探る上で、参考になるのは、
500年前のことを考えることかもしれません。

つまり、現在、僕らがどんな500年前のことに感動しているか?
ということです。

例えば、自分は、イタリアのフィレンツェを訪れた時に
ミケランジェロの彫刻やラファエロの絵画などに感動しました。

500年前の人間の遺した仕事が、
色あせずに直球で胸に突き刺さりました。

フィレンツェの街中が彼らの遺した作品で華やいでいて、
その伝統を今日まで引き継いでいました。

つまり、人間が感動するものをカテゴリ分けすると
1.美術(絵画、彫刻など)
2.建造物(寺院、教会、墳墓など)
3.理念や思想(ルネサンス、哲学、仏教など)

あたりかもしれません。
しかし、500年後も上記のカテゴリのものが感動させられるかどうかわかりません。

もしかしたら地球環境というキーワードかもしれません。
わかりません。

しかし、若干だけ、私はこの分野に情熱を持っています。

近い将来のテクノロジーを調べてみると、
100年後と言わず、10年後には、
宇宙旅行の時代がやってくるようですし、
25年後には、月に行くことが珍しくないような世界になるとも言われています。

しかし、200年後、300年後となると、想像の域をでません。
科学的というよりは、空想的になっていきます。

500年後。。
想いを馳せています。

自分や同世代の方は、500年後に生きていないでしょう。
でも、500年後の人たちに、直球で通じ合える感動を提供できるかもしれない。

その可能性に賭けてみたいのです。