cuttysark

3Dプリンタがっ!山梨県工業技術センターにてセミナー(2/5回目)

2013年02月25日

こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

先日2月13日より山梨県工業技術センターにて、セミナーシリーズが始まりました。
「インターネットを活用した商品開発」をテーマに全5回です。

1回目の前回は、キーワードツール、Googleリーダー、Googleアラートを活用して、
ネットの調査を進める方法を紹介しました。

さらに、新商品のアイデア出しまでをしました。

今回2回目は、はじめにその新商品アイデアの発表をしていただきました。

すると、参加企業の担当者さんそれぞれが、
アイデアあふれるプレゼンをしてくださいました。

ジュエリーの企業、印刷業、広告イラスト制作、
乳牛・レストラン・宿泊施設運営、オンラインショップ運営など、
業種は様々です。

それぞれの業態の専門家が集まったセミナーなので、
刺激的なプレゼンでした。

その後、Googleトレンドやkizasiを活用して、
事柄の関心の度合いを時系列のグラフで見ていったり、
ワークを通して、自社の製品や新商品アイデアが、
世間的にどのくらい関心があるものなのかをみていきました。

参加企業さんの熱心さとともにとても充実したセミナーでした。

60.jpg

山梨県工業技術センターには、話題の3Dプリンタがあります。
3Dプリンタは、その名の通り、3次元の立体で、造形してくれる装置です。

通常、製造業で、大量生産の元となる金型をつくるのに、
数百万円かかっていたものを、
3Dプリンタなら数万円程度で作れてしまうというすぐれもの。

そんな3D プリンタがあるということで、
見学させて頂きました。

いろんな3Dプリンタが発売されてきているようですが、
この機械はかなりハイエンドの高級機だそうです。

59.jpg

そのため、プラスチックの硬さや色なども組み合わせて造形することができます。

バットマンのフィギュアから、チェーン、標本など、
実に様々なものがプリントアウトできます。

57.jpg

モンキレンチが、プリントアウトできてしまうって、
これまでなら考えられなかったことですね。

実用するほどの硬度がないために、実際には使えませんが、
コンピュータ上でデザインしたものを、試作品にするのには最高の機械といえます。

58.jpg

( ↑ チェーンのような複雑な造形も、いきなりそのままの形でプリントアウトできます。)

3Dプリンタは、製造業や医療分野などを中心に、本格的に導入が始まってきています。
今後の展開が楽しみな技術です。

本ブログ執筆者 カティサーク押切孝雄のセミナー情報はこちらからご覧いただけます