こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
本日は必ず訪れる日本の未来についてです。
10年後、20年後、さらなる少子化で、労働人口が減ります。
国際的な競争力が落ちるだけでなく、
1人の労働者が支える年金生活者(未来の私たち)の負担が今以上に増えます。
すると、負担を強いられる高額所得者は海外に流出するようになりますし、
日本の国力がジリ貧になります。
この状況を解決する方法はあるでしょうか?
私は3つあると思います。
1つは出生数を増やすこと
2つ目は、移民を受け入れること
3つ目は、ロボットを活用することです。
このうち、どれか1つを選ぶということではなくて、
3つ全てに対して対策をとる必要があります。
ちなみに、2015年の日本では、3つのうち、まだどれも本格的な対策がとられていません。
出生数を増やすには、第2子、第3子を持つ家庭への税の優遇が効くと考えます。
補助金・助成金ではなくて、所得税控除です。
なぜなら、補助金・助成金を大量に投下しているフランスでは、
子供が多ければ、親は働かなくても生活できてしまいます。
すると、親は働く必要がなくなり、働きません。
極端な例ですが、これはダメです。
親が一生懸命に働く姿を見せることが、子どもの成長・教育に必要ですので、
親はバリバリ働いたほうが良い。
ですので、子沢山の家庭へは所得税を控除するのが効きます。
所得税が安くなると、その分手取りが増えます。
実質的に所得が増えるんですね。
親も、たくさん働いて収入を増やそうと、勤労意欲が高くなります。
3子以上の家庭では、子どもが成人するまで所得税が0円になるというような大幅な改革をしたら
少子化も対策できるし、世のお父さんたちも仕事を頑張る契機となりますので、
経済も良くなるというのが、私の持論です。
ただ、上記のような対策で、出生率が多少高くなっても、
子どもたちが成人して労働を始めるまでに20年程度かかります。
そこで、移民とロボットにも登場してもらいます。
少々長くなりますので、続きはまた機会をみてこのブログで書きますね。