cuttysark

2035年の日本が競争力を保ち続ける方法1

2015年01月20日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
本日は必ず訪れる日本の未来についてです。

10年後、20年後、さらなる少子化で、労働人口が減ります。
国際的な競争力が落ちるだけでなく、
1人の労働者が支える年金生活者(未来の私たち)の負担が今以上に増えます。

すると、負担を強いられる高額所得者は海外に流出するようになりますし、
日本の国力がジリ貧になります。

この状況を解決する方法はあるでしょうか?

私は3つあると思います。
1つは出生数を増やすこと
2つ目は、移民を受け入れること
3つ目は、ロボットを活用することです。

このうち、どれか1つを選ぶということではなくて、
3つ全てに対して対策をとる必要があります。

ちなみに、2015年の日本では、3つのうち、まだどれも本格的な対策がとられていません。

出生数を増やすには、第2子、第3子を持つ家庭への税の優遇が効くと考えます。
補助金・助成金ではなくて、所得税控除です。

なぜなら、補助金・助成金を大量に投下しているフランスでは、
子供が多ければ、親は働かなくても生活できてしまいます。

すると、親は働く必要がなくなり、働きません。
極端な例ですが、これはダメです。

親が一生懸命に働く姿を見せることが、子どもの成長・教育に必要ですので、
親はバリバリ働いたほうが良い。
ですので、子沢山の家庭へは所得税を控除するのが効きます。

所得税が安くなると、その分手取りが増えます。
実質的に所得が増えるんですね。

親も、たくさん働いて収入を増やそうと、勤労意欲が高くなります。

3子以上の家庭では、子どもが成人するまで所得税が0円になるというような大幅な改革をしたら
少子化も対策できるし、世のお父さんたちも仕事を頑張る契機となりますので、
経済も良くなるというのが、私の持論です。

ただ、上記のような対策で、出生率が多少高くなっても、
子どもたちが成人して労働を始めるまでに20年程度かかります。

そこで、移民とロボットにも登場してもらいます。
少々長くなりますので、続きはまた機会をみてこのブログで書きますね。