2月26-27日にシンガポールで開かれた
「DMWF デジタルマーケティング ワールドフォーラム」に行ってきました。
デジタルマーケティングのカンファレンスで、
マリーナ・ベイ・サンズのコンベンションセンターが会場でした。
GoogleやMetaやTikTokといったプラットフォーム側のスピーカーもいましたし、
レゴランドやKFCやBooking.comといった事業会社の担当者によるセッションもありました。
テーマは、ソーシャルメディアと生成AIそして動画が多かったです。
たとえば、Instagramや動画マーケティングに関する話題です。
また、検索エンジンのセッションもありました。
生成AIの利用が進んでいるため、
これから先、Google検索がしぼんでいくのではないかという観測を持っている人もいると思います。
私もその1人です。
Google検索をすると、「Search Labs AIによる概略」というのが表示されますので、
それで満足して、その先のサイトへは飛ばないという人も少なくなくなってきていると思います。
たとえば下のキャプチャのような検索結果画面を見ることが増えています↓
あるセッションでは、「検索後に実際のサイトへ行く機会は6割減った」というデータを提示していました。
しかし、その場合でも、Googleは、引用元を提示しており、リンクでたどれるようになっています。
そのセッションでは、その引用元に表示されるように信頼の置ける情報を掲載せよと主張していました。
SEO対策をしている企業にとっては、用語の紹介で検索上位にするのは、
なかなか厳しくなってきています。
事業の中身や他社にはないオリジナルのコンテンツがより一層望まれます。
今回参加してみて、ほかの参加者像ですが、
シンガポールを含む東南アジア地域からの参加者が過半数でした。
マレーシア、フィリピン、インドネシアからの参加者が多かったです。
オランダ、イギリス、ポーランドやブラジルなどの国からの参加者もおりました。
全体では、おそらく400−500人くらい参加者がいたと思いますが、日本人は、私だけだったように思いました。
今後もデジタルマーケティングの世界的な動きを把握して紹介していきたいと思います。