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2024年の就活事情

2024年12月06日

現在、大学では3年生のゼミ生を持っています。
就職活動が始まってきているところです。

私が就職活動をしていた約30年前は大学4年生の6月1日が内定解禁日でした。
したがって、その前の3年生の終わりの冬から春にかけて就職活動を開始していたと記憶しています。

現在も主流は、4年生になってからですが、企業によっては内定を出す時期をだいぶ早めているところもあります。

実際に、早い学生は3年生の10月に内定が出始めるという状況です。
私のゼミ生でも上場企業から内定をもらったという学生が出始めています。

その前の段階の2年生や3年生の夏には企業のインターンシップに参加する学生も多いです。
インターンシップ自体は、企業の事情を少しでも知る機会ですので有意義だと思います。

ただ、就職活動をしている学生は気持ちが落ち着かないものです。
先日も、授業にリクルートスーツを着て来て、
「このあと企業の説明会に行ってきます」と言う学生がおりました。

そうなると、若干授業もやりにくいわけですが、
内定が出るまではそわそわしている学生も、早めに内定を取ると、気持ちが安定してきます。

大学教員の立場からは、内定は早く取るかどうかは関係なく、
各自納得のいく就活をしてほしいということです。

今は転職をする人が多くいますが、それでも新卒の1社目は特別なものです。
その1社目を妥協することなく、自分にあった企業を見つけて、機会を掴んでいってほしいと思っています。