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飲食店のタブレット活用にiBooks Authorを

2014年05月20日

こんにちは、WEBメディア エヴァンジェリストの押切孝雄です。

仕事柄、ときどきITコンサルティングを企業に提供しています。
先日のコンサルティングでのことを紹介します。
現時点で企業名などの固有名詞などは出せませんので、少し丸めてのご紹介です。

ある、飲食店グループがあります。
こだわりのお店でして、カウンターに、iPadが複数台設置されています。

お店に入られたお客さんが、そのiPadでメニューを閲覧できます。
これまでは、メニューを表示するだけだったのですが、
お店側の要望としては、美味しいお酒や食材を扱ってるので、
それらのうんちくも掲載したり、動画などもタブレット端末で紹介したいということでした。

来店されたお客様の満足度を上げるような施策ですね。

現在、世間的にタブレットが急速に普及してきていますが、
タブレットの有効活用方法の相談でした。

これを解決する方法は、2つあります。
1つは、アプリ開発会社に依頼してアプリを制作してもらう方法。
これですと、だいたい30万円以上くらいかかります。

もう1つは、iBooks Authorを活用して、自社内で作る方法。
iBooks Authorは、Appleのアプリケーションですので、
MacBookなどをお持ちでしたら、無料でダウンロードして制作できます。

( ↑ iBooks Authorを解説した動画 )

もともと、iBooks Authorは、動きのある電子書籍をつくるためのアプリケーションです。
ですので、ズームしたり、ポップアップしたりが自由にできます。

私もMacBook Airを持っていますので、iBooks Authorのテンプレートを使用して
その飲食店の内容をざっと作ってみました。

1時間で、気軽に作ってみたものを、その会社さんに見せたところ、とっても良いということでした。
そこで、企業さん側で、そもそもMacもほしいということで、
すぐにMacを発注して、社内で作ってみますという反応でした。

コンサルをしていて、こういう反応の良い企業さんと出会うと、
とてもすがすがしい気持ちになります。

来月6月に、またコンサルティングの機会がありますので、
その時に、どのような内容を社内で制作されているか、大変楽しみです。