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良い機械化

2016年07月06日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

人工知能(AI)の発展が目覚ましいですね。
今年の3月には、GoogleのAIがプロの囲碁プレーヤーを破ったという報道がありました。

この人工知能の分野は、現在、猛烈な勢いで発展していますね。
研究対象として目が離せないところであります。

本日は、良い機械化について話してみたいと思います。

私が子供の頃(30年以上前)に、駅の改札に行くと、必ず駅員さんが立っていました。
もちろん、電車に乗る人の切符を切るためです。

現在は、切符をチェックする駅員さんはいません。
自動改札機があるからですね。

自動改札機へスイカをかざすだけで、ピッと音がしてゲートを通過できます。

切符自体もスイカやパスモなどの電子カードに置き換えられてきていますので、
自動精算となり、そもそも券売機で切符を買うこともほぼなくなりました。

新幹線のチケットもネットで予約しますしね。
実際、都心の駅にある券売機自体の数も減ってきています。

これは明らかに良い機械化ですね。
30年前に切符を切っていた駅員さんは、
現在は、何か不具合があった時や、乗客の対応に専念できます。

また、ここ数年少しずつ起こっている変化として、駅のホームにホームドアが設置されてきています。

これにより、ホームからの転落を防いで安全性を高めるというものですが、
これも、これまでは、駅員さんがホームに立って目視確認をして、危ない人がいれば笛で注意していたものを、
機械化したということで、良い機械化と言えます。

すると、どんどん駅員さんの仕事が無くなってしまうのではないかと、
危惧する人がいるかもしれません。

でもね、機械化できるところは機械に任せて、
駅員さんは、お客さんへの対応という(現在は)人でしかできないところに集中できるので、
やはり良いことなんです。

同様に、機械化という意味では、
スーパーマーケットに買い物に行っても、お会計の時に、レジは人が対応するのではなくて、
セルフレジで、自分で精算するスーパーも増えてきました。

TSUTAYAなどのCD・DVDレンタルショップでもセルフレジが導入されてきています。

このようにして、人がやっていたことを機械に置き換えられているのが現在です。
では、人はどうするか?

人でしかできないことに集中できるということです。

人でしかできないこと、どんなことがあるでしょうか?
思索したり、人とコミュニケーションしたり。

機械や人工知能に代替されないような活動を増やしていきたいですね。