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日本の8月に振り返る祖先のこと1

2016年08月26日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

日本のジリジリとした暑い8月は、終戦日とお盆があり、戦争を振り返る季節でもあります。
本日はプライベートな話です。

私の祖父は70年以上前に戦争を経験しています。
陸軍に所属し、終戦時には曹長を務めていた人物です。

さまざまな思いはあったのでしょうが、
私が子供の頃に戦争の話を聞いたことはありません。

私の妄想として、陸軍といったら、やはり太平洋に浮かぶ島の戦地へ行って、
そこで激戦の上、生きて帰ってきた帰還兵なのかと思っていました。
(今思えば、そのようなケースは非常に稀なのかもしれません)

そんな祖父も今から20年以上前、私が中学生の時に亡くなりました。

その後、しばらくして、私も社会人となり、実家に帰省した際に聞いてみると、
祖父は、日本国内で従軍しており、終戦を迎えたそうです。
陸軍で通信部門に配属されていたそうです。

配属が日本だったので、生き残ったのですね。
それを聞いて、少し拍子抜けしましたが、納得しました。

思い込みというのは怖いものですが、
生き残ってくれたおかげで、私がいるわけです。

現在、私がインターネットの仕事をしているのも、
通信兵だった祖父からの系譜、あながち偶然ではないかもしれません。

私の中で、多くを語らなかった祖父は、今もずっと英雄です。

そんな中、昨年、山形の実家へ帰省していて、過去の記録を紐解いているうちに、
祖母の兄が、戦地に赴いていたことを知ります。

そこに「ペリリニー島」という文字を発見します。

「ペリリニー島」?
これは、「ペリリュー島」のこと?

この話の続きは、また時期が来ましたら、このブログで書きます。