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店舗ビジネスにはコツがある

2017年02月26日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

本日は休日的な話題です。
私は、池袋に10年近く住んでいます。

池袋には、さまざまな業種業態のお店があります。
飲食店だけでも、そうとうな数があり、新陳代謝も速いです。

私が、池袋で行った飲食店だけでも、
少なくとも100店舗くらいはあると思います。

流行っているお店と、そうではないお店があることがわかります。
また、閉店していくお店の特徴があることに気づきます。

業態でいうと、ラーメン屋はとても激戦です。
単価も1人800円程度で低く、原価もかかるので簡単ではありません。

ラーメン屋がオープンすると、だいたい続くかどうかが、わかるようになりました。

1つは、立地です。
ラーメン屋が潰れてはまた同じ場所に、別のラーメン店が開店するというパターン、これは難しいです。
おなじような単価のものを、同じ場所で看板を変えて出しても、実際にはなかなかうまくいきません。

ではどうするか?

池袋には、ラーメンに限らず、
安売りはチェーン店がありますので、その安売り市場で戦っても仕方ないんです。

特に池袋では地代が安くないので、安売りは危険です。

そこで、業態転換です。
たとえば、ラーメン屋から居酒屋に業態を変えます。
すると、単価も3000円から5000円以上になり、原価率も下がり、リピーターがついてくると店舗は長生きします。
そんなお店が実際にあります。
ただ、居酒屋も激戦ですので、特色を出す必要があります。

そこで、さらに少し高めの価格帯の店舗への転換です。
ワインがあるイタリアン。
しっかり美味しい料理を出すことは前提ですが、
また、内装も作り込む必要がありますが、
単価も6000円から1万円程度で、回転率は高くなくても十分にまわるお店になります。
(それ以上の価格帯にすると、ターゲットが狭くなるので、単価1万円未満が狙い目です)
そんなお店も実際にあります。

私も、業種は違いますが、本業のデジタルマーケティングの事業とは別に、
2年前から自分のお店を経営していますので、
さまざまな店舗ビジネスに対する自分なりの見方ができるようになってきました。

店舗ビジネスは、とってもおもしろいです。