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『論語』を読む:子供と成長するということ

2014年11月23日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

本日は休日的な話題です。
個人的な話ですが、子供が産まれまして、数ヶ月がたちます。

どんな子供に成長させようか、教育方針はどうするかと考えています。
1つの解として、自分の頭で考えられる人になってほしいと思っています。

自分の頭で考えるといった時に、思考は言葉を使って引き出すということですから、
日本語力は重要です。

頭で思いついたことが映像のイメージだったとしても、
言葉を使って引き出しますので、語学力が基本というわけです。

日本語力をつけるにはどうしたらよいか?
今、家にある20冊くらいの絵本の中から、毎日2ー3冊くらいを読み聞かせているのですが、
先日、人生の先輩と話していて、『論語』の読み聞かせが良いと聞きました。

そこで、『こども論語塾』という書籍を購入して、毎日読み聞かせています。

写真 2014-11-23 8 49 56

たとえば、
「子曰く、『辞は達するのみ。』」
と、読み聞かせます。

大人でも、この意味は何だろう?
という人がほとんどだと思います。

現代語訳では、こうあります。
「孔子先生がおっしゃった。『言葉というものは、相手にその意味を十分に伝えるようにすることこそ大切なのだ。』」

このような文章が20収められています。
こういった文章を1冊分読んでいくわけです。

もちろん、1歳に満たない子供なので、論語を理解している様子はありません。
しかし、人生の先輩によれば、意味を理解できていなくても、親が子供に読み聞かせをすることが重要のようです。

スキンシップにもなりますし、日本語の音を何度も聞くことで、次第に自分でも話しだすとのこと。
そして意外なことに、『論語』を読むと、大人である私たちも「なるほど」と唸ることしきりなのです。

まずは毎日、100日100回読んでみたいと思います。

毎回、読み終わった後に、本の最後のページに、「●回目●月●日」と記載するようにしていますので、
親にとっては、読んだ回数が、10回、20回と「見える化」されて増えていくことがモチベーションだったりします。

子が成長することは、実は親も一緒に成長することなのではないかと感じています。
100日後には、どうなっているのでしょうか。
楽しみです。
(子供のために読んでるわけですが、読んでいる大人の方が変わっていくかもしれませんね^^)