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事業が儲かったらどうするか?

2016年10月26日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

先日、ある顧問先企業へコンサルティングへ伺いました。

弊社のクライアント企業は、ほぼすべての企業が好調の会社です。
その時に、儲かった時にどうするかという話題になりました。

儲かった時に、社員の給料を増やすのも悪くありません。
それが生産性の向上に寄与するのであれば良いことですね。

その企業の経営者さんが言っていたのは、
うまく回る順番があり、儲かったら、一番には事業へ再投資するというのが答えでした。

たとえば、工場の設備を新しいものにします。
古い設備を新しくすると、性能が良く、質の高いものを速く生産できます。
そして、電気も省エネで、生産性が向上します。

「電気代といっても、たかがしれているでしょ」
と思うかもしれませんが、工場の電気代は、バカにできません。
年間の電気代が1億円を超える工場というのも普通にあります。

省エネの機材を導入して仮に1%でも電気代が減ったら、1億円の1%ですから、
年間100万円のコストダウンになります。

生産性が向上すると、時間あたりの生産量が増えて、売上が増えます。
社員の残業も減り、長時間労働が軽減されます。

それを給料の増額に回せるようになりますので、
これは良いループですね。