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モノのインターネット(IoT)とは?

2016年04月07日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

埼玉県産業振興公社という公益財団法人があり、「アクセス埼玉」という会報が毎月だされています。
毎月特集が組まれ、6ページあります。

昨年、一昨年に引き続き、今年も公社より依頼を受けて特集記事向けの文章を書きました。

そのテーマがモノのインターネット(IoT)についてです。
インターネットと言えば、20年前はパソコンからアクセスするものでしたが、
2007年に発売されたスマートフォンが爆発的な発展を遂げて、
現在ではスマホからインターネットに接続している人も劇的に増えました。

そして、この先、2020年くらいまではどうなると思いますか?

自動車や自転車や冷蔵庫や洗濯機など、これまでインターネットにつながらなくても活用できたモノが続々とインターネットにつながっていくことになります。

このインパクトはとても大きくて、2000年には2億台のパソコンがネットにつながっていたのですが、
2013年には、100億台のパソコンやスマホなどがネットにつながるようになりました。
そして、2020年には500億台のあらゆるモノがネットにつながると目されています。
(数字はシスコシステムズによる試算)

服もインターネットにつながるようになります。
「服がインターネットにつながるって、どういうこと?」
という人もいると思います。

たとえば、ジョギングをしている人が、心拍数を知りたいわけです。
心拍数がわかると、身体への負荷がわかるので、それに応じて走りの速度を上げたり下げたりできるわけですね。

そして、現在心拍数を測るのに専用の器具があるのですが、バンドを胸に当てるので、
胸を締め付けられるような器具なので、人によってはちょっとイヤなんです。

私も、胸で測る心拍計を持っているのですが、買って1回つけただけで、今は使っていません。

心拍数を耳で測定するタイプのものもあり、胸で測るよりもだいぶ楽です。

そして、それが服だったら、もっと楽ですよね。
現在、開発されており、一般にも続々とネットにつながるモノが製品として出てきます。

など、IoTは、とっても裾野が広く、大きなイノベーションが起こる分野なんです。

もうしばらくすると、「アクセス埼玉」も刷り上がってくると思います。
非売品で、会員企業向けの冊子です。

気になる人は、私にお知らせください。

10冊くらい送られてくると思いますので、
先着にはなりますが、あらかじめお知らせいただければ、お会いした時に、お渡しします。