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プロの意見を聞くべきか?

2014年11月24日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

今回は、プロの意見を聞くべきか否かというテーマです。

しばらく前に、ジョギングシューズを買いました。
某デパートのスポーツ用品売場です。

そこに、ギリシャで開かれるスパルタスロンという246キロ走るマラソンで、
上位に入った店員さんがいました。

なぜわかったかといえば、単純にその店員さんの胸につけたネームにそうかいてあったからです^^
(本当は●位と書いてあったのですが、個人が特定できてしまわないように上位と書いておきます)

この人なら、自分で最適なシューズを履いて結果を残しているので、
シューズのアドバイスも適切だろうと思い、シューズ選びの相談にのってもらうことにしました。

そして、話をして、足の長さを計ってもらい、
彼が薦めるシューズを試着しました。

ただ、履いてみてすこしきつかったので、1つ上のサイズを履いてみたいと言いました。

しかし、彼は、少しきついくらいの方が、足に馴染んてきますと言います。

単なる店員さんだったら、1サイズ大きいシューズの試着をお願いしたと思いますが、
選手として結果を残している人の言葉でしたので、そういうものかと思い買いました。

そして、その後、何度か履いて走ったのですが、どうしてもきついです。
ハーフマラソン大会にも履いて出たことがあるのですが、
爪に血豆ができて爪が黒くなるほどでした。

すでに、何度も履いてしまっているので、今更そのシューズを返品とはいきません。
そのシューズは、きついので、もう履けません。

こういう体験があると、今後そのお店に行かないと思います。
(こういうことは時にあるものだと思うので、その店員さんのことはどうも思っていません)

ただ、その代わりのシューズが必要なので、今度は、別の商業施設に入っているシューズ専門店に行きました。

今度のシューズ選びは、自分が主体です。
自分でシューズを選んで、サイズだけピッタリのものを選ぼうと思い、
店員さんを呼び止めました。

そして、「27センチと、28センチを試着したい」と店員さんに言いました。

すると、店員さんは「28センチですね。」と言いました。

内心履いてみなくては、28センチがピッタリかどうかわからないではないかと思ったのですが、
どうせ、27センチも履いてみるし、ピッタリの方を選べば良いと思い、28センチを履いてみることに。

すると、28センチを履いてみてピッタリ。
27センチは履くまでもなく、すぐにその場で28センチを買うことに決めたほど。

その店員さんは、なぜ履く前の段階で28センチと言ったのか?

聞いてみると、私の足を一瞥して、すぐに28センチだとわかったというのです。

他人を足元を一瞬見ただけで、その人の足のサイズがわかってしまうって、長い経験を持つプロだなと思いました。

おもわず店員さんに「すごいですねー!」と言っていました。

胸のあたりをみると、「店長」というネームがついていました。
彼は、30代前半くらいでしょうか。

彼は、お客さんの足に合う靴を選び出す専門家なのですね。
何年もこの仕事をしているうちに、足元を見るだけでサイズがわかってしまうようになったんですね。

というわけで、プロはプロでも、何の専門家にアドバイスをもらうかが重要ですね。

もし、マラソンの体調の整え方を知りたいのでしたら、
マラソンで成果を出している人に聞いたら良いでしょう。

しかし、足にフィットするシューズを選ぶのでしたら、
人の足を一目見ただけで、たちどころにサイズがわかってしまう店舗で購入するのが良いのです。

プロの意見は聞くべき。しかし、その用途にあった、その道のプロに。
似て非なるもののプロには聞いちゃダメというのが、今回の教訓であります^^