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コロナ時代に適応した仕事とは?

2020年05月06日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

コロナウイルスによる自粛により、さまざまな分野で大きな打撃があります。
たとえば、リアルに教室を運営していた企業や人たちは、コロナで喪失感を味わいました。

卑近な事例として、私の子供がダンスを習っているのですが、
このコロナウィルスによる自粛により、リアルでのクラスのレッスンがありません。

そこで、ダンスの先生たちはインスタライブでイベント的にレッスンを行いました。
これなら、スマホにオンラインで表示して家でダンスのレッスンが受けられます。
(オンラインヨガのような感じです)

さらに、レッスン後には先生たちのトークがありました
(ダンスに関することだけでなく海外の話など幅が広い)。

これはリアルレッスンのときに無いもので、(小一時間ほどあるので、うちの場合はラジオ代わりに炊事をしながら聞くというような感じになりましたが)リアルの時よりも、むしろより深く信頼関係を築くことができるツールのように感じられました。

インスタライブはUIがよいですね。
流れてくるコメントも楽しいものです。

これらは、有料でもよいコンテンツですが、先生たちが生徒たちを想って自発的に実施されており、基本的に無料でした。

これが、ある程度コロナがおさまり、教室が再開されれば生徒たちは確実に戻ってきます。
やはり生徒(顧客)をどれだけ大切にしたかということが問われているんだと思います。

今は、生徒(フォロワー)に限定公開していますが、やりようによっては、まだ教室に通っていないけれども参加を希望する人たちにも公開することだってできます。

すると、オンラインが無料体験レッスンのようになりますので、教室が再開されたときに、自然に集客できているということにもなりえます。

もし、コロナの収束が遅く、リアルの教室が再開できない場合でも、通常の教室でのレッスンが1回3,000円くらいですので、たとえば、オンラインで500円でしたら、生徒たちはみんなやるのではないかと思います。

生徒が100人近くみていましたので、1回1時間で5万円の売上ですから、週に1回として、月4回(4時間)で20万円となります。収益的にもわるくないのではないかと思います。

今コロナの最中で、とても大変な時期ではありますが、コロナ後はもう始まっています。
コロナ時代に生き残る人というのは、この苦境下にあって、何を社会や顧客に提供できるかを真剣に考えて行動した人です。

そしてそれは決して暗くない未来ではないかと思います。
「情けは人の為ならず」で、人のためにやったことが自分に返ってくるような世の中となると信じています。