cuttysark

クラウドファンディング Kurand その2

2015年06月04日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

本日は前回のクラウドファンディングの続きです。

池袋にオープンした日本酒100種類飲み放題のお店
Kurandでしたが、ニッチな分野の飲食店です。

このお店が、2ヶ月先まで予約でいっぱいなのですが、
その秘密が、クラウドファンディングでした。

今回は、お店について書いてみたいと思います。

まず、お店に入り、会計を済ませます。
そして、日本酒を飲むためのグラス(酒器)を選びます。
私が訪れた時には5種類くらいありました。

本日の100種類の日本酒リストをA4の裏表に印刷された紙を渡されます。
ここに、日本酒の名前、酒蔵、都道府県名、辛い・甘い・濃い・淡麗といった内容が
羅列されています。

100種類あると言っても、その日の営業時間中に本当に100種類全てを飲むのは、
そうとうな酒豪でない限りは難しいので、
このリストをみて、本日どの日本酒にするか選んでいきます。

そして、丸テーブルに案内されます。
イスはありません、スタンディングです。

ファイル 2015-06-04 10 38 52

日本酒は、コンビニの冷蔵庫のようなガラス張りの大きな冷蔵庫が壁一面に設置されています。
そこから、自分の好みの日本酒を選びます。

あとは、自由に日本酒を飲めます。
本当に自由に飲めます。

ただ、泥酔する人もいるため、1時間に1回、お店の人がマイクを持って水を飲む時間があります。

お店は、広くない(おそらく25坪前後)なので、満席で40人ほどです。
丸テーブルは、5人くらいでシェアしますので、
おのずと他の客と相席になります。

ファイル 2015-06-04 10 40 28

基本的に、日本酒が好きな人がくるお店なので、
「どの日本酒がおいしかったですか?」
という会話を皮切りに、日本酒トークが自然と始まります。
日本酒好きに出会えるというのもメリットですね。

ちなみに、食べ物の持込みが自由というのもユニークなところ。
デパ地下やコンビニなどで買ってきたおつまみを持ち込みます。

こういうお店は、好きな人にはハマるポイントが多いので、
1回だけでなく、また行きたいとリピートにつながります。

私は、クラウドファンディングで知ったのですが、
相席になった人に聞いてみると、Twitterで情報が流れてきて知ったと言っていました。

クラウドファンディングにしても、Twitterにしても、
現代のお店のマーケティングには、WEBでのプロモーションは欠かせません。

もっと言うと、お店自体がプロモーションをするのではなく、
お客様がお客様を呼ぶようなプロモーション・クチコミが重要ですね。

Kurandは、その仕組みが秀逸でした。
ソーシャルメディアで知って、実際に店舗に行ってみたら、満足度が高い。
すると、お客様はリピーターになります。

私自身もすでに複数回行きました。
友人たちと一緒に何度も行きたいお店ですね。