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【旅前】海外旅行と評価経済 ホテル編:観光デジタルマーケティング6

2018年10月29日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

本日は、観光デジタルマーケティング編の6回目です。

はじめて行く渡航先の場合、何を信頼してホテルを予約しますか?

たとえば、信頼できる友人が、実際に泊まっていて、おすすめしてくれたら良いのですが、
そんな都合の良いことは多々あるわけではなく、友人の個人的な1体験でしかありません。

そこで、広告よりは信頼に足るという理由で、
多くの人が宿泊をした口コミを参考にすることがあるでしょう。

そのプラットフォームの1つが、トリップアドバイザーです。

tripadvisor

5つ星のホテルであれば、もちろん一定程度以上のサービスが担保されていますが、
たとえば、4つ星でも5つ星レベルのサービスが提供されている場合があります。
また、その分価格もお手頃で、コストパフォーマンスの良いホテルというわけです。

トリップアドバイザーの評価はユーザからの評価なので、
そんなコスパのよいホテルを探せることが多く、有用です。

近年、このユーザからの評価を逆手に取ってヤラセの投稿をするということはあります。

少々横道にそれますが、
たとえば、アマゾンでは、なんだかヤラセっぽい、星5つの投稿に気づいている人もいると思います。

あからさまな場合は、運営側のアマゾンから削除される傾向にありますが、まだありますね。
やはり口コミが1件もないよりも、ヤラセでも1件でもあったほうが信頼感は上がるため、
いたちごっことなっている部分はあります。

1件でも口コミが入っていると、それにつられて、口コミが入ることもありますし、
口コミを見た人が、購入することで、さらにまた口コミがはいるということもあります。

さて、今回、タイのクラビでは、トリップアドバイザーを活用して、
評価の良いホテルを選びました。

2泊ずつ、2つのホテルに泊まったのですが、1つは5つ星ホテル、もう1つは4つ星ホテルです。
4つ星ホテルだけれども評価が高い、地域で1位のホテルにしました。

デュシタニ クラビ ビーチリゾート(Dusit Thani Krabi Beach Resort)というホテルと、
バンサイナイ リゾート(Ban Sainai Resort)というホテルでした。

旅前の楽しみといえば、旅程を考えることと、ホテル選びという人も多いのではないでしょうか。
私も、旅前のホテルをどこにするかは、とても気にします。

大学生の頃のバックパッカー時代には、ホテルは寝るだけですので安宿でよかったのですが、
それから20年も経って小さな子供のいる家族でとなると、
ホテルに滞在する時間が長いため、ホテルによって旅の印象が大きく変わるのですね。

5つ星のデュシタニは、良くて当たり前ですので、おいておいても、
4つ星ながら評価の高いバンサイナイは、フィロソフィーや、経営努力が随所に感じられるホテルでした。
考え抜かれている部分を感じ取ってきましたので、
その結果がどうだったかは、またこのシリーズのブログで書いてみたいと思います。