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「埼玉30K」と、10年目にして初のイメージどおりの走り

2016年11月07日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

本日は、休日的な話題です。

先日、「埼玉30K」という30キロを走る会に参加しました。

場所は、彩湖の外周コース1周5キロを6周です。

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彩湖は、東京オリンピックのボート競技に名乗りを上げており、話題の場所ですね。
とても、きれいな場所です。
一帯が公園になっていて、広々としており、ここが東京オリンピックの会場になっても良いのではないかと個人的には思っています。

結果、30キロを3時間半で走りきりました。
42.195キロのマラソンにすると、約5時間ペースです。

タイムは平凡なもので、
こういう大会にでると、いつも、はじめのイメージ通りに走れずに、学びが多いのですが、
今回、走り始めて10年目にしてはじめて、うまくいったと思いました。

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イメージ通りに走りきるために、気をつける3つの要素があります。

◆1)身体
◆2)心肺機能
◆3)マインドです。

「身体」というのは、走っている時によくありがちな、
脇腹や膝が痛くなったり、足首に鈍痛が走ったり、肩が動かなくなったりといったことです。

心肺機能とは、息切れです。

マインドとは、走る気力です。

この3つがそろってはじめて、良い走りができます。

はじめて、東京マラソンを走ったのが、2010年なのですが、
あの時は、身体も痛く、心肺機能も弱く、3つの要素がガタガタで6時間半もかかってゴールをしました。

沿道に応援してくれる人たちも多く、走る気力、マインドは保つことができました。

はじめに思い描いたとおりに走りきるのはとてもむずかしいものです。
途中で調子が上がってくると、速いペースで走りたくなる誘惑が常に頭をよぎります。

この誘惑に負けて、速いペースで走ってしまうと、後半にペースが落ちてきます。
特に前半は、我慢して、一定のペースで走るようにします。

すると、後半に息切れすることもなく、身体への負荷を最小限に抑えられるので、
走りきれます。

これまで、どんな大会にでても、アドレナリン出過ぎて、前半で抑えて走り始めても、
どうしても中盤で速く走ってしまい、後半でスタミナ切れ・息切れを起こしてしまっていたのですが、
今回は、8割方、頭でシミュレーションした通りのレース展開ができました。

気温が低くて走りやすかったことと、
前にこのコースを走ったことがあって、どこにアップダウンがあるのかを知っていることと、
大会が用意してくれたペースメーカーが一緒に走っていたことと、
大会が用意してくれたゼリータイプの栄養剤を走りながら4本補給できたことでスタミナ切れを防げたことなど要因はいくつもあります。

皇居ランをはじめたのが2006年ですので、
ある意味で、これまで10年かけて走ってきた集大成のランができました。