cuttysark

舞い込んできた仕事をやるかやらないか

2016年06月29日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

もう5年も前の話です。

ある教育機関の合宿に参加したことがありました。
さまざまなイベントがあって、教員の懇親会というのが夜11時まであって、翌朝7時から朝食でした。

私はその合宿を十分に楽しんで、7時に朝食に行くと、ある人物がすでに朝食を摂っていました。
世界的にも(もちろん日本でも)著名な人物です。

売れっ子で仕事が殺到しているはずなので、仕事をどうしているのか、話を聞いてみると、
昨夜の懇親会が終わってから夜中1時過ぎまで仕事をして、今朝は5時前に起きて、また仕事をしていたとのこと。

それで一段落して、今、朝食を摂っていると。
これには絶句しました。

その時、私はばっちり7時間以上寝てましたからね。
と、同時に、これがこの人物の成功の秘訣なんだと強く実感しました。
いくら忙しくても今を十分に楽しむ。その上で、限られた時間でやりきる。

当時、その人物が書いた本は、全て読んだのですが、
文章の端々から思いやりが感じられて(もちろん仕事量が多いからといって手を抜くということが無い)、だからますますファンになりました。

ちょうど1ヶ月ほど前に、私に「WEBマーケティング」のテキストを作るオファーがきました。

ただ、期間が短かったので、どうするか一瞬、迷いました。
(通常、書籍を作る場合は、3ヶ月から半年くらいかけるのですが、今回は1ヶ月ちょいで、あまりにも短い・・・ただでさえ遅筆なのに完成するのか?)

結局、やることにしました。
冒頭の人物のことを思い出したからです。

私は、企業向けのWEBマーケティングのコンサルティングを現役でやっていることと、
実際に現在、複数の大学で教えている講師なので、
企業とアカデミックの両方がわかる立場で、日本のWEBマーケティングのテキストの標準をつくっていくという意識があるからです。

執筆は、現在すでに後半戦に入ってきています。
やっと一息ついて、ブログが書けました^^

通常の仕事もしっかりした上で、
でも今回は、本当に危険な締切り設定なので、土日関係なく書いています。

7月中にリリースとなりそうですので、またこのブログでも紹介します。