こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
本日は、最近読んで良かった本の紹介をします。
『「世界をよくする仕事」で稼ぐ― 三菱商事とドリームインキュベータで学び、サイバーエージェントに1億円で事業を売却した僕の働き方』大澤 亮 (著) プレジデント社
大澤亮さんという起業家が書いた本が、心に残りました。
大澤さんは、会社を立ちあげて軌道にのせて売却する、というサイクルを繰り返す
典型的なシリアルアントレプレナーです。
大澤さんが、2000年前後に「パンダンリーフ」という中国茶のネット販売をされていた時に、
私は、そのサイトをつぶさに見ていました。
結局、「パンダンリーフ」は、サイバーエージェントに1億円超で事業を売却するわけですが、
その経緯についても、この本に克明に書いてあります。
大澤さんの長所は、
同時に複数の事業を回しつつ、出口(エグジット)戦略で躊躇なく事業売却できるところだと思います。
多くの経営者は、自社の事業に愛着があるので、なかなか売却という判断ができません。
仕事をする時に、多くの人と折衝していくわけですが、
良いことも、悪いこと(学びの経験となること)も包み隠さず書いてあるので、
勉強になる1冊です。
これほどまでに、勝負をしている人も多くないので、久々に大変刺激を受けた良書でした。
何かのタイミングで、実際にお会いして話してみたい人です。