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大学のゼミは前期が大詰め

2018年07月20日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

今年は前期限定で、ゼミを担当しています。
15人の学生と向き合っています。

3班に分かれて、5人1チームでテーマを決めて、研究をしています。
その発表が、9月と11月にあります。

4月、テーマが決まってのスタートとなりました。
5月、精力的に情報を集めていきます。企業や他の教授や情報を持っている人に話を聞きに行くなどしていきます。
6月、研究の方向性が固まり、イベントなどを行う班も出てきます。
7月、中間発表があり一度まとめます。

先週に中間発表があったのですが、順調な班も、そうでない班も出てきます。

重要なのは、目的・目標と戦略で、これがうまくいった班はスムーズに進みます。
しかし、一筋縄では行かず、壁にぶつかるのが普通です。

壁にぶつかるだけでなく、
乗り越えられず、研究テーマ自体を変えると言ってくるチームもでてきます。

人には、心理的に心地よいゾーン(コンフォートゾーン)があります。
このコンフォートゾーンにいる限り、傷つきませんが、人としての成長もありません。

コンフォートゾーンから脱して、チャレンジしていくと成長します。

ただ、各班で、研究の初期に、ネガティブな反応が多いと、
萎えるのですね。

パニックになり、そのテーマから逃げ出したくなります。

私は担当教員として、それはチャレンジだから、
逃げないですすめなさいと指導します。

これで乗り越えられれば、コンフォートゾーンが広くなるからです。

しかし、班によっては、はじめに選んだテーマを諦めて、テーマを変えることになります。

そういった体験も含めて、学生は成長していきます。

前期の期間、学生と向き合ってきました。
もうしばらく、伴走していきたいと思います。