こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
明後日、2016年7月10日は参議院選挙の投票日になっています。
選挙結果って、予言者でもない限り、現時点ではわかりませんよね。
下記は、東京の私の選挙区にある掲示です。
私は選挙結果を予測ができます。
というと、ちょっと怪しい気がしてきますか?
もちろん、予言者ではないですので、あくまで予測です。
それでは、どうやって予測をするかですが、Googleを使います。
今回利用するのは、「Googleトレンド」です。
ここに、今回の立候補者の名前を入れてみましょう。
ここから、「蓮舫」、「田中康夫」、「三宅洋平」、「山添拓」、「支持政党なし」の検索数を比較します。
過去30日間の検索ボリュームをグラフ化したものです。
すると、「蓮舫」が都知事選に出馬するか否かで話題になった時に、検索数が多かったのが分かります。
そして、投票日前々日時点での検索ボリュームでは、「三宅洋平」が圧倒的です。
Googleトレンドは、人々がGoogleでどのくらい検索されているかを見せてくれるツールです。
その結果、三宅洋平が1位。
ここから、三宅洋平という候補者は、知らない人が多いかもしれませんが、
当選するのではないかというのが、Googleトレンドからわかります。
選挙は、組織票の影響力もありますので、支持者の多い政党の候補者が知名度が低くても地味に強いというのはあります。
また、支持している人も、していない人も検索しているので、
検索数自体は関係ないのではないかという意見もあると思います。
ただ、過去の事例をみると、検索数が多いと当選してしまうという傾向があります。
実は、この検索数やYouTubeの動画再生数で、選挙結果を事前に予測する方法は、
2009年の拙著『YouTubeビジネス革命』(毎日新聞社)を上梓した時に、紹介した方法です。
この時には、オバマの検索数と再生数を分析しました。
さて、参議院選挙、予測通りになるかどうかは、7月11日にははっきりします。
個人的には、どの候補に投票するか、もう少し吟味して決めたいと思います。