こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
大学の前期の講義もラストスパートの時期となりました。
あと2週程度でおしまいで、夏休みに入ります。
本日は、講義をしていて気づいた意外なことについて紹介したいと思います。
講義で、メールマガジン(メルマガ)について触れたんですね。
そうしたら、その日の学生からのアンケートで、
「本日、メルマガという言葉が出てきましたが、メルマガってなんですか?」
という質問があったんです。
これ、昔からネットを使っている人だったら、「メルマガ」を知らないの!?
と、びっくりされるかもしれません。
実は、学生アンケートを取ると、そもそもメールを使わないという学生が7%ほどいるんです。
またはメールは使うけれど、メールボックスを開く頻度が、週に1回くらいという学生も10%と少なくありません。
それでは、友人と何で連絡を取っているかというと、完全にLINEです。
私の担当している講義(合計300人近く)の学生のLINE普及率は99%ですからね。
LINEはコミュニケーションの完全なインフラなんです。
友達とのコミュニケーションがLINEなので、メールを使わなくなったということですね。
今、20代後半から30代の人がこれを読んでいたら、
「私の学生時代は、ケータイのキャリアのメアドでやりとりしてたなー。」
と、懐かしく思う人もいるでしょう。
というわけで、メルマガを配信している企業は、ターゲットを学生に絞っている場合には、
今の学生には効果が薄いです。
もちろんやってもいいですよ。
ただね、メルマガを発行するなら、社会人向けにすべきなんです。
社会人は、メールを使います。
だって、名刺交換をすると99.9%、メールアドレスは書いてありますから。
(これまで名刺交換をしてメアドが書いてなかった人はいました。その人は国会議員でした。)
社会人向けにはメルマガ(と、LINE)を。
学生向けにはLINEを。
これが2015年現在の新しい鉄則になりつつあります。
それでは企業は、学生をターゲットにした商品やサービスがあった時に、LINEを攻略したいわけですね。
では、どうやって攻略するか?
またのブログで書いてみたいと思います。