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オリンピックは自国で観戦すべきか?

2016年08月18日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

リオオリンピックが盛り上がっていますね。
今朝も女子レスリングで登坂絵莉、伊調馨、土性沙羅の3選手が金メダルをとりました。

私は、これまで、オリンピックを観戦するなら、自国での観戦が一番だと思っていました。

やはり、TVなどのメディアが自国選手が活躍している種目を中心に放映してくれるからですね。
日本でしたら柔道や体操、レスリングが強いので、チャンネルを切り替えるだけで、最適な情報を放送してくれています。

こう思うようになったのも、1996年のアトランタオリンピックの時には、私は上海に留学をしていたのですが、
中国では、当たり前ですが、中国選手をフォーカスして放送します。

日本選手の活躍シーンを見ることはありませんでした。

続いて、2000年のシドニーオリンピックの時には、1ヶ月かけてヨーロッパを旅している時の真っ最中でした。
この時には、オリンピックの情報に触れる機会自体が少なかったです。

そんな中、女子マラソンの高橋尚子選手が金メダルをとったという情報を、オランダのアムステルダムで、少し遅れて知りました。
高橋尚子選手が金メダルをとったという情報も、日本からアムステルダムにやってきた日本人がもっていた新聞で知ったんですね。

当時は、インターネットカフェはあったものの、即時性のある情報端末はパソコンに限られており、
もちろんスマホはありませんでした。

海外にいると、自分が生まれ育った日本というものを考える機会となりますので、
金メダルの一報は、とてもうれしいニュースではありましたが、
オリンピックというものは、やはり日本で観戦したほうが良いということに、ここで気づき、
それ以来、2004年のアテネ、2008年の北京、2012年のロンドンオリンピックは、日本で観戦してきました。

2012年のロンドンの時には、オリンピックが終わって、パラリンピックが始まってからロンドンに行き、
パラリンピックのマラソンを現地で観戦することもできました。

それで、今回の2016年のリオオリンピックはどうなのかですが、
実は、オリンピックは自国で観戦すべきというこれまでの価値観を再度見直す時が来たと感じています。

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それは、取りも直さず、先日紹介した「NHKスポーツ」アプリが最強だからです。

これまでは、日本のテレビだから、日本の選手の活躍を放送していたので、
オリンピックの期間には日本にいたほうが良かったのですが、

NHKスポーツのアプリでは、LIVE配信がされています。
冒頭の女子レスリング3選手の活躍の模様は、スマホのアプリで生中継をみていました。

また、生中継だけでなく、日本選手が活躍した種目のダイジェスト配信もしています。

つまり、スマホを持っていれば、日本の選手の活躍は、アプリで見られるんです。
未確認ですが、海外でも同じようにこのアプリを見られれば、
自国に縛られなくなります。

次のオリンピックからは、世界中どこにいても、日本選手の活躍を見られるわけです。
ただし、2020年は、東京オリンピックなので、日本で開催される2度目のオリンピックを日本で体感したいと思います。

4年後のアプリの進化も楽しみですね。