cuttysark

【2022年度版】大学生のSNS利用率・PCスマホ普及率アンケート調査結果(最長で12年分)

2022年05月10日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

大学で開講している「WEBマーケティング」講義が今年で12年目に入りました。


今年2022年は、2020年からのコロナも3年目です。
コロナは、大学生のSNS利用率に影響を与えているのでしょうか?

アンケートの第一弾がまとまりましたので、シェアいたします。


2022年度の対象は、東京23区内にある大学の主に経営学部の2年から4年生です。


2022年のアンケートの有効回答数は184名です。

動画にまとめましたので御覧ください。

今回のアンケートは、デバイス(パソコン、スマホ、タブレット)の所有率と、
SNS(Twitter、Facebook、Instagram、LINE、TikTok)のアカウント開設率についてのアンケートです。

SNSアカウント:Twitterの開設率

はじめにTwitterアカウントの保有率からみていきましょう。

2022年のTwitterアカウント所有率は88%でした。


Twitterに関するアンケートは2013年からとっていますが、

この間、低い年で83%、高い年は95%の間を推移しており、全期間にわたって8割以上と高位で安定しています。


社会人では、Twitterは毎日利用する人としない人で比較的はっきり分かれると思います。

また、Twitterは過去に使っていたけれど、
今は使わなくなって久しいなという人も相当数いるのではないでしょうか。


これが、
大学生となるとTwitter利用は活発です。
ニュースはニュースアプリではなくTwitter、
検索は、Google検索ではなくてtwitterで検索をする学生もおります。

Twitterのアカウントを1つだけでなく、複数開設していることもごく普通にあります。

Twitterは、大学生が利用しているSNSのド定番といえそうです。

SNSアカウント:Instagramの開設率

続いてInstagramです。

Instagramはアンケートを取り始めた2015年から一貫して増加して、2019年には90%に達しました。

そして昨年2021年は89%という結果でした。
さらに今年2022年は92%でした。
約9割ですので、大学生にとっては、Twitterと並び2大SNSといえます。



写真がメインということと、芸能人などの著名人も活用しており、

華やかなものや現在のトレンドをキャッチアップするのに活発に利用している実態が見て取れます。

現在では、アパレルブランドがInstagramから自社のECへ誘導する事例が増えています。
ソーシャルコマースという分野ですね。

ただ、TwitterもInstagramも100%にはなりません。
この2つのSNSは、いくらメジャーになっても使わないという選択をする大学生も一定程度いるということです。

SNSアカウント:Facebookの開設率

続いて、Facebookです。

Facebookは、2011年から12年間アンケートをとっていますが、

2014年の76%をピークにして下落が続いています。

2022年は14%と、ついに ここまで下げました。

大学生などの若い人にとっては、

Twitterと違ってFacebookは実名制という点もハードルが高い要因になっています。

また、大学生にとっては、自分のお父さんが使っているSNSで私生活をさらすのは抵抗があるというのは理解できます。

Facebookもメタへと社名を変えて、メタバースへと舵を切りました。
まだInstagramが人気ですので、Instagramが好調なうちに、メタバースが成長するか、
今後の展開が待たれます。

SNSアカウント:LINEの開設率

つづいてLINEです。

LINEの2022年は、100%という結果でした。

日本人の学生はほぼ持っています。


海外からの留学生はLINEにアカウントを持っていないこともあります。
したがって、
これは留学生の人数とも関係します。
コロナ禍ということもあり、
海外からの留学生が限定的ですので、高いLINEアカウント率となりました。

SNSアカウント:TikTokの開設率

さて、つづいてはTikTokです。

TikTokは、昨年2019年からアンケートを取りはじめて今年で3年目です。

2019年に38%で、今年2022年は56%と過半数となりました。


9割前後のInstagramやTwitterとは大きな開きがありますが、

TikTokは大学生にとっても人気のアプリになってきています。
今後の成長に注目です。

同様のアンケートを都内の短大でもとっているのですが、
短大では8割がTikTokのアカウントを持っていました。

同じ年代でも男性よりも女性の方がTikTokのアカウントを持っている割合が高いと言えそうです。

自分のパソコンの所有率

次は、パソコンの所有率についてみていきましょう。

パソコンについては、家族のパソコンではなくて、自分のパソコンを持っているかどうかのアンケートです。

「自分のパソコンを持っている」と答えた学生は、
例年5−6割程度で推移していたのですが、昨年2021年から9割へと増えました。


コロナウイルスの影響により2020年に8割へと増えたのですが、
今年2022年は、さらに自分のパソコンを購入した学生が増えました。

スマートフォンがこれほどまでに使いやすくなった現在で、
自分のパソコンがなくても事足りるといえばそうかもしれませんが、

やはり勉強をするなら、パソコンがあったほうが画面も大きくキーボードもありますので、
格段に仕事効率は良いだろうと思います。

5Gも少しずつエリアが広がってきましたので、スマホでテザリングをすれば、
自宅だけでなく、
外出中にも学習できる環境が整ってきました。

対面講義をしていても、自分のパソコンを大学に持ってきて講義を受ける学生が目に見えて増えました。

スマホ:iOS vs Android

つづいてスマートフォンです。

スマートフォンの保有率は、100%です。

朝起きたら顔を洗うように、家を出るときは靴を履くように、
スマートフォンは日常に欠かせないガジェットとなって数年がたちました。

ではその端末が、iPhoneなのか、それともAndroidのスマホなのかを聞きました。


すると、iPhoneが91%でした(アンドロイドは9%のみ)。
大学生はiPhone好きなんですね!

これは東京の大学に在籍している学生に限ったことなのか、
日本全国で同じ状況なのかは興味があります。
もし東京以外の都市で教えられている教員の方がおられましたら、
ぜひアンケートをとって、結果をシェアくださいませ。

ちなみに、日本全国の老若男女を対象にしたアンケートで、
iPhoneかAndroidかをとると、iPhoneが49%という調査結果を見たことがあります。

やはり、大学生のiPhone好きは不思議です。
同調圧力もあるのかもしれません。

自分のタブレットの保有率

タブレットの普及率は2022年は47%でした。

ただ、これは、私がアンケートをとった大学で、コロナ禍による対策として、
学生にタブレットを配布したということが影響しています。

それがなければ、20%台であり、それ以上上昇する要因は考えられません。


たしかに、iPad proは新聞の画面も収まって紙の新聞いらずになりますし、

アップルペンシルで手書きできて使いやすいです。

さらに、Macbookの横にiPadをおいてサイドカーという機能を使えば、
iPadが拡張ディスプレイになります。

画面が2画面になりますので、とても使いやすく一度使い始めると、
外出時には、MacbookとiPadはペアで持ち歩くようになる人もいるほどです。


ただし、大学生にととっては、タブレットは、
大きな画面のスマホという位置づけを脱しきらず、

ファーストチョイスはスマートフォン、

セカンドチョイスはパソコン、

そして、サードチョイスにタブレットという実態が見て取れます。

大学生のSNS利用率まとめ

2022年のSNSとスマホなどのハードウエアのアンケートをとってみて、

特にSNSは年々使う人が増えていくものと、そうでないものの潮流が見て取れました。


SNSでは特に、多くの人が使えば使うほど利便性が増す、ネットワーク効果があります。


逆に、使われないSNSは、利便性が低下します。


現在の大学生にとって、SNSは気軽に匿名でも投稿できるTwitterと、
画像がメインのInstagramが双璧です。



LINEはクローズドなコミュニケーションのインフラといえます。

今年2022年は、対面講義で行っています。
昨年2021年は、対面講義とオンライン、オンデマンドとのミックスでしたので、
コロナもそろそろ収束に向かっていることを示しているのではないかと思われます。

対面とオンラインとどちらが良いかですが、
それぞれの良さがありますが、
大人数向けの講義に限って言えば、
個人的には対面でもオンラインでもなく、
オンデマンドが最適ではないかと感じています。

学生の意見となりますが、
講義室での対面での講義では、電車が遅れたり、
私語をする学生がいたりして講義に集中しずらいなど、
万全な状態で受講できるとは限らないのです。

それに対して、オンデマンドでの配信では、何度でも再生できます。
講義形式の場合では、学びの効率化という点では、オンデマンドに軍配が上がります。

私が持っている講義でも、今年度2022年度からオンデマンドへ移行した講義があります。
学生が学生のうちにパソコンを自在に使いこなせるようにもなるトレーニングともなっています。

環境は1年1年変わっていきます。
さて、来年はどうなるでしょうか。

ちなみに、大学の「WEBマーケティング」講義で教科書として使用している書籍がこちらです
『デジタルマーケティングの教室』マイナビ出版