こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
大学でのインスタに関するアンケートがまとまりましたので、シェアいたします。
大学で開講している「WEBマーケティング」講義が今年で11年目に入りました。
今年2021年も昨年からのコロナ禍に見舞われた中での講義シリーズとなりました。
インスタに関するアンケートの2021年度の対象は、東京23区内にある大学の主に経営学部の2年から4年生です。
2021年のアンケートの有効回答数は263名です。
今回のアンケートは、Instagramのアカウント開設率についてのアンケートです。
Instagramのアカウント開設率です。

Instagramは大学生の間で拡大が続いています。
アンケートを取り始めた2015年から一貫して増加して、
2019年には90%に達しました。
そして昨年2020年は86%という結果でした。
2021年は89%でした。
約9割ですので、
大学生にとっては、Twitterと並び2大SNSといえます。
逆に言えば、インスタをやっていない大学生の割合は、年々減少しています。
2021年には、11%となりました。
大学生によっては、インスタのアカウントは、1つだけでなく、
複数アカウントを利用している人もいるほどです。
ただ、ここで注意すべきことは、東京の私立大学へ通う学生へのアンケート結果だということです。
日本全国の平均ではありませんので、このデータを引用する際などはご注意ください。
大学生の状況を見ていると、
インスタを見ていて、ECサイトへ移動して購入という行動も当たり前になってきています。
これはソーシャルコマースと呼ばれるものです。
アパレルブランドなどは特に顕著です。
Instagramでソーシャルコマースが気軽にできる現状があります。
このソーシャルコマースについては、
拙著『デジタルマーケティングの教室』(マイナビ出版)でも書きましたが、
また別途このブログなどでも書いてみたいと思います。
また、日々の情報源がInstagramという大学生も多くいます。
インスタで検索するというわけです。
現在は、インスタをやっていない大学生は少数派です。
ただし、これから5年先、10年先は、わかりません。
TikTokも急速にシェアを伸ばしています。
SNSの状況は、1年経つと少しずつ変わっているため、また来年以降もシェアできればと思います。