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「大福帳」:出欠管理とコミュニケーション

2015年04月14日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

昨日は明星大学にて今年1回目の「eコマースとマーケティング」の講義をしてきました。
明星大学では今年2年目になります。
3,4年生の100人弱くらいの学生を教えることになります。

これまで頭を悩ませていたのは、学生の出欠管理です。
15回の講義のうち6回以上休むと、単位をあげられません。

ただ、学生が学生証を忘れたとか、出欠のカードリーダーに学生証を通し忘れたなどで、
出欠がわからない時があります。

微妙な出席回数の時には、講師としては、成績をつける時に、どうするか悩ましいわけですね。

そこで、知り合いの大学教授から紹介いただいた方法を活用することになりました。
それが、「大福帳」です。

学生にA4のプリントを渡します。
そこに1回ー15回目までの枠が印刷されています。

毎回の講義が終わる時に感想やコメントを学生から書いてもらいます。
学生も自分自身でで、今講義で聞いたことをアウトプットすることで振り返られます。

講師は、次回の講義までに目を通し、ハンコを押していきます。
学生から質問が書いてあった場合には、短く回答を書いていきます。

これを次回の講義の時に返します。

このようにして、毎回の講義で繰り返します。
すると、A4のプリント1枚に全15回の感想が書かれますし、ハンコが押されますので、
出欠管理を完ぺきにできます。

100人規模の講義ですと、なかなか学生と講師とのコミュニケーションは取りづらいです。

それがこの「大福帳」でコミュニケーションが取れます。
なかなかよい方法ですね。

というわけで、今年は、2校ともにこの「大福帳」を使用しています。
さて、どんな結果となるでしょうか。

これから前期の期間の15週間、大学生と向き合います。