WEBから2年で5倍の受注は可能か?

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

先日、ITコンサルティングで、埼玉県内のある企業へ訪問しました。
BtoBの製造業です。

社長さんの話を伺っていると、
ホームページからの受注数をあげていきたいとのこと。

どのくらい受注数をあげていきたいかと聞くと、2年で5倍。

2年で5倍というと、どうですか?
そうとうアグレッシブな目標設定のように聞こえるかもしれません。

ただ、そもそものホームページからの受注数が多くないので、
これから2年で5倍に引き上げることは、ある方法を使えば、十分に可能です。

そこで、その戦略を提供してきました。

あなたなら、どんな方法が考えられますか?

単に、SEO対策によるアクセス数だけで5倍にするのは、簡単ではありません。

そうではなく、SEO対策によるアクセス数は1.5倍にして、
ホームページへ到達してからのコンバージョン率を2倍にして、
さらに、動画やブログなどの他の媒体からの流入アクセス数を2倍にしてというような施策にすると、
1.5☓2☓2=6倍になりますので、
2年で5倍の受注数というのは、現実的な数値目標になります。

そもそも商品力のない企業ですと、ホームページへいくら集客しても成約しないので
絵に描いた餅に終わりますが、
その企業の場合は、商品力・製造力があるポテンシャルのある企業でした。

商品力がありますし、社歴・実績もありますし、
実施するためのスタッフもいます。

それであればということで、その手法を提供してきました。

WEB戦略を活かすと、企業は成長します。
この企業の2年後が今から楽しみです。

本の監修者は何をしているのか?

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

先日、これから出る本の監修を依頼されました。
これまで、著者として本を書くことはあったのですが、監修ははじめてです。

本によっては、海外の翻訳本だと、監訳者というのがあったり、
日本の本でも、監修者がつく場合がありますね。

すでに出版社で通っている企画があって、本文は編集ライターさんが書きます。
今回は、著者ではなく、監修者としての本に関わることになります。

それでは、監修って何をするのでしょう?

監修者の仕事とは?

つい先日、出版社・編集プロダクションさんと顔合わせをしてきたのですが、
今回の監修の仕事は、企画内容・台割の確認と、
「まえがき」を書く、初校の確認、再校の確認とのこと。
それと本の中ででてくる事例の推薦なども依頼されています。

全ての監修が必ずそうではないでしょうが、大雑把に言うと本の内容に間違いがないかチェックして、
より良い本にするのが主な仕事です。

監修者が誰かによって、本の売れ行きが変わるか?

著名な人物であれば、監修として名前を置くことで、
それだけで本が売れていくということもあると思います。

実際、著者となれば、その本を自分で書いたり、ブックライターに任せる場合でも、内容への責任は重いのですが、
監修であれば、監修者が自分で本文を1から書くということはありませんので、
著者として書く場合の何分の一もの時間で監修が可能です。

私の場合は、自分の専門分野でまだまだやりたいことがたくさんあって精進が必要ですが、
監修してほしいとのオファーは大変光栄です。

また、著者として書く場合は、ブックライターなどの他の人に任せずに自分で書きますので、
著者であれば、書くことに没頭できるのですが、監修は監修で、本を俯瞰して、客観的に見られそうです。

進行するにしたがって、書けることも多くなると思いますので、
どんなテーマの本なのかなど、また折を見て書きたいと思います。

ちなみに、この時に監修した本がこちらです↓

ぜひ合わせてお読みください。

池袋「好日山荘」は、体験型へ舵を切った

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

先日のブログで、流動する消費者(ムービングターゲット)に対応している事例として、
池袋マルイの対応力を紹介しました。

その時に、もう1店舗秀逸な店舗があると言っていましたので、
本日は、マーケティング的にとても興味深い、その店舗を紹介します。

丸井のすぐ近くの「好日山荘」という登山者向けのお店です。
池袋で長いこと営業しています。
ビルの1階と2階に入っている店舗です。

近くにエルブレス(L-Breath)という競合店があります。
L-Breathの方がお店が売り場面積が圧倒的に広いです。

6階まであるフロアまるまるL-Breathなので、
売り場面積にして、3倍以上あると思います。

L-Breathは、アウトドア一般なので、山の道具専門ではなく
自転車(バイク)も、スイミング用品も売っています。

すると、どうしても総合力で負けてしまいますね。
ある時「好日山荘」がお店を一時閉店しました。

一時閉店前の好日山荘は、大賑わいとはいえなかったので、
このまま閉店してしまうのかと心配したのですが、

その後、2017年にお店をリニューアルオープンしました。

山の道具を売る面積を半分くらいに縮小しました。
そして、あとの半分を何にしたと思います?

ボルダリングのジムです。
ボルダリングは、若い人中心に人気で、
池袋駅からすぐの立地なので、にぎわっています。

物販だけだったら、リアル店舗同士の競争ではなくて、ネット通販との競争にもなるので、
リアル店舗は価格競争で、なかなか勝てません。

そこで、ボルダリングという体験型の施設にすることで、ネット通販には絶対にできないユーザ体験を提供したんです。
さらに、池袋はターミナル駅なので、仕事の帰りとか、乗り換えで使っている人にはとても都合の良い立地と言えます。
つまり、商圏が広いんです。

さらに、営業時間も思い切って見直しています。
通常商業施設は、10時(または11時から)20時(または21時まで)というところが多いのですが、
「好日山荘」では、平日は13時から22時にしています。

午前中の時間帯は切るという決断をしたのですね。
その分、夜10時までの営業にして、サラリーマンやOLなど仕事帰りにボルダリングする顧客を取り込んでいます。

また、営業時間が9時間なので、店員さんの勤務時間にも好都合です。
スタッフのシフトや人件費の観点からも、良い決断だと思います。

前のブログで紹介した丸井のような時代のその半歩先を見越して先手先手でかじを切ってくる企業も優れた企業です。

また、好日山荘のように、物販から、体験型の施設に、
本業とシナジーを生むように変えてくる企業もまた、優れた企業と言えます。

変わらない良さもありますが、変わることで時代に対応するということもあります。
時代の変化を的確につかんで変わっていく。
こうった企業から目が離せません。

池袋にはとても魅力的な店舗がたくさんあります。
また、どこかのタイミングで良質な店舗のマーケティング戦略について書いてみたいと思います。

中日新聞・東京新聞からの取材依頼

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

先日、中日新聞東京本社・東京新聞の経済部の記者さんから連絡いただきました。
このカティサークWEBサイトのお問い合わせページからでした。

内容は、新聞紙面へ特集記事を書くための取材依頼でした。
WEBマーケティングの専門家からの情報が知りたいということでした。

ちなみに、中日新聞と東京新聞の関係ですが、
中日新聞社東京本社が、関東地域で発行しているのが、東京新聞なんですね。

記者さんが、弊社オフィスにお越しになるということでしたが、
せっかくなので、逆に東京 内幸町にある中日新聞東京本社・東京新聞へ訪問しました。

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( ↑ 中日新聞・東京新聞は、日比谷公園に面した一角にある)

取材内容は動画マーケティングに関することです。
先日、YouTuberが多く所属する事務所のUUUM(ウーム)が上場したため、
新聞社の経済面という切り口でのYouTube動画プラットフォーム関連の話題は旬ですね。

記者さんが、話を引き出すのがうまかったので、
事前の予定では30分だったのですが、あれこれ話しているうちに50分近くになりました。

私だけでなく、さまざまな専門家、関係者に取材をされていて、
多面的な記事になるようです。

記事は、9月下旬から10月初旬くらいに出てくると思いますので、
新聞記事になりましたら、またこのブログで書いてみたいと思います。

ムービング・ターゲットを捕捉する池袋マルイの決断力

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

前回のブログで、池袋に住んでいる外国人の10年について話しました。
その池袋で商売をしているお店のビジネスモデルも大きく変わってきています。

本日はビジネスモデルについて書いてみたいと思います。

池袋の西口の五差路にマルイがあります。
20年前は、若者ターゲットのおしゃれなデパートという印象がありました。

それが、この10年くらいで変化してきました。

たとえば、10年前のユニクロといえば、まだ現在ほどオシャレではなく、
機能性重視の安物というイメージが少なからず多くの日本人にはあったと思います。

それが、2009年に、ユニクロが池袋マルイ4階のフロアに入ったので、
オシャレなマルイがユニクロを入れたのかと少なからず衝撃を受けました。

ユニクロが入ることに若干の違和感がありました。

ただ、それから、特にこの10年でユニクロがオシャレなブランドへと進化していったのは、
誰の目にも明らかではないでしょうか。

そのユニクロも、2014年代になると、池袋マルイから抜けていきました。
(池袋東武百貨店にユニクロの3フロアに渡る巨大な店舗ができました)

その後に入ったのが、100円均一ショップだったんです。
数ある100円均一ショップの中でも、「セリア」というオシャレ寄りの100均でしたが。

マルイに100円均一ショップが入った時は、ユニクロの時を超えた衝撃を受けました。

ただ、特に週末などは人がいっぱいで、レジ前の行列が軽く20人以上待っているという時間帯もあるほどです。

売上も好調のようで、2017年には、セリアは、マルイ内で売り場面積を広げて、約1.5倍に増床しています。
池袋に100円ショップは多くありますが、どこも小規模で大きな売り場面積のお店が無いのも人気の理由です。
(個人的には、もっと増床して4階のフロアを全てセリアにするとさらなる集客が期待できると思います)

そして、現在、2017年に入ると、今度は池袋マルイに、アニメの即売会などのイベント会場ができました。
期間限定ショップで、オープン前から多くのお客さんが(数百人規模で!)並んでいるほどです。

マルイは、もはやおしゃれデパートではないなという認識に変わりました。

ただ、これは良い変化なんです。
丸井は、「おしゃれ」というプライドではなくて、
変わりゆく消費者(ムービング・ターゲット)をしっかりつかんでいるからなんです。

もし、「おしゃれ」に固執して、売れないブランドをテナントに抱えていたら、
変化する顧客を捕捉することができずに、存続すら危うかったはずです。

その意味で、丸井は、環境の変化に敏感で、市場のことがわかっている企業と言えます。
目利き力が半端ではない企業ですね。

さらに、もう1店、変化に対応している店舗が池袋にあるのですが、
それは、また次のブログで書いてみたいと思います。