【2019年度版】大学生のQRコード決済の普及率はキャズムを超えたか?

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。
大学の講義も前期の全15回が終わりました。
これで大学は夏休みに入ります。

私は、これから学生の評価をつけます。
250名以上が履修をしており、評価をつけるのはなかなかの作業となります。

そんな、2019年7月に、QRコード決済について大学生にアンケートを取りました。
対象は東京都内の大学生(2年〜4年生)で、有効回答数は198(履修生数は250人超)です。

PayPay、LINE Pay、メルペイ、楽天PayなどのQRコード決済がありますが、
結局、みんな使ってるの? 使っているなら何Payなのか?
という問いに対する回答です。

2019年7月 大学生のQRコード決済 普及率

QRコード決済の普及率について、早速結果を見てみましょう。

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昨年2018年10月にQRコード決済が本格的に始まってから、まだ半年強と、1年経っていないのですが、
大学生への普及率が23%ということですので、QRコード決済自体は、すでに、キャズムを超えました。

都内の私が教えている大学生という限定された対象にはなりますが、
現在、アーリーアダプターを経て、アーリーマジョリティに達しているということです。

それでは、どのQRコード決済を使っているのか?

つづいて、QRコード決済の各論に入っていきます。

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1位:LINE Pay(10%)

LINE Payが最も多く10%でした。
昨年2018年12月のPayPayの100億円キャンペーンあげちゃうキャンペーンのインパクトがあったので、1位はPayPayではないかという想定をしていたわけですが、実際には、LINE Payが1位という結果でした。
大学生にとってのLINEは、日常的に必須のアプリということから、LINEアプリからもシームレスに使えるLINE Payが1位という結果でした。

2位:PayPay(9%)

僅差の2位は、PayPayでした。ただ、9%ですので、1位のLINE Payとの差はわずかに1%の違いですから、ほぼ同等といえます。
PayPayのキャンペーンが苛烈でしたから、LINEのような日常的に使っているアプリというバックボーンが無くても、新たにダウンロードしたという大学生も多かった結果といえます。

3位:メルペイ(7%)

LINE PayとPayPayが2大QRコード決済なら、3位に切り込んだのはメルペイでした。

メルペイは、やはりメルカリですね。
2019年にとったアンケートで大学生でフリマアプリを使ったことがある人が79%、
そのうち、メルカリを使ったことがる人が92%でしたので、
LINE Pay同様に、メルカリをはじめに使っていて、その流れでQRコード決済も使い出すという流れは自然ですね。

4位:楽天Pay(3%)

楽天Payも健闘していますが、大学生への普及率は3%という結果でした。
それ以外のorigami payや、aupayなどは、2019年7月現在では、まだあまり大学生には普及していません。

今回、アンケートでは、QRコード決済をしたことのない学生の方が多かったわけですが、
一方で、複数のQRコード決済に対応している学生もおりました。
中にはビットコインで決済したことがあるという学生もおり、同じ大学生ですが、人によってかなりの違いがあるといえます。

WeChat Pay(微信支付)、AliPay(支付宝)

WeChat Pay(微信支付)、AliPay(支付宝)について、
私の講義の受講生に中国人(大陸)の留学生も複数在籍していますので、
中国人の学生はWeChat Pay、AliPayの両方を入れています。
逆に、日本人の学生がこれらのアプリを入れているということは2019年現在ではないようです。

余談:受講生の多様性の変化

今年2019年で、大学にて「WEBマーケティング」講義をうけもって9年目となります。
はじめの数年は留学生自体が少なかったのですが、
ここ数年は、留学生が様々な国から増えてきました。

中国、香港、台湾、ベトナム、韓国などのアジアだけでなく、トルコなどもおり、
世界的な広がり、多様性があります。

また、この数年で気づくのは、海外で生まれ育って、日本に来ている一般的な留学生だけでなく、
片方の親が外国人で、日本で生まれ育ったハーフの学生が増えつつあることです。
東アジア系が多いので、パッと見は見分けがつかないほどではありますが。
または、両親が外国人で日本で生まれ育った学生もおります。

すると、日本で生まれ育っていますので、もちろん、日本語は流暢に話せます。
さらに、親の国の言葉も話せます。

そのため、過去にはアルバイトで通訳をしているという学生もおりました。

このような多様性が現在の大学教育の現場で見られます。
このような時代に、どのようなデジタルマーケティングの手法が有効なのか、研鑽の日々が続きます。

QRコード決済の普及率について動画でも紹介

QRコード決済の普及率についてYouTube動画でも紹介しております。
お店だったら、QRコード決済に加盟したほうが良いのかどうかなどについても話しています。
ぜひご覧ください。

他にも大学生へのデジタルマーケティング関連のアンケートがありますので、
また折を見て紹介いたします。

【関連動画】
【2019年度版】大学生のSNS利用率・PCスマホ普及率アンケート調査結果(最長で9年分)

【2019年度大学生アンケート】:サブスクリプションでキャズムを超えたサービスは何か?

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

Amazonプライムや、Netflixなどのサービスに入っているという人も少なくないのではないでしょうか。
個人向けの月額課金や年額課金のサブスクリプションが世の中に受け入れられて、拡がりを見せているように思います。

そこで、今年2019年に大学生に、サブスクリプションに関するアンケートを取りました。
すると、興味深い結果となりましたので、紹介します。

サブスクリプションアンケートについて動画による解説

YouTube動画でも解説しています。
動画では、サブスクリプションで賢くなる方法として、
Kindle unlimitedの活用方法にも話を展開しています。
ご覧ください。

大学生の過半数がサブスクリプション

何か1つのサービスでもサブスクリプションをしているかどうかを聞きました。

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すると、大学生の59%が何かしらサブスクリプションしていることがわかりました。
過半数ということで、サブスクリプション自体はキャズムを超えて、レイトマジョリティへ達しており、
大学生においては一般的になっているということがわかります。

ちなみに、アンケートは、この日に東京都内の大学にて受講していた2年〜4年の大学生のうち、
有効回答数は179(履修者数は250超)です。

サブスクリプションの内訳

つづいて、どんなサービスを契約しているかのサブスクリプションの内訳を紹介します。

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すると、実にさまざまなサービスに入っていることがわかりました。

最も多いAmazonプライムでは25%と4人に1人が入っていることがわかりました。
以下、Netflix(17%)、hulu(11%)と映像プラットフォームが続きます。

キャズム(16%)を超えていたのは、Amazonプライムと、Netflixでした。

盤石なAmazon、続くNetflix

やはり、Amazonプライムは魅力的です。
Amazonで購入したものの配送が早く届くだけでなく、
映画やオリジナルコンテンツのAmazonプライムビデオ、
ある程度の音楽が聞けるAmazonMusic、
さらに、Kindleの電子書籍もkindle Unlimitedほどではありませんが、
ある程度Amazon Readingで読めます。

Amazon Readingは読みたい本があるかどうか微妙なことが多いですが、
おまけのサービス、Unlimitedへつなげるお試しサービスとしては優れているといえます。

すると、Amazonプライムは、年額4900円ですが、
たとえば、Amazonプライム・ビデオで年間10本映画を見て、
Amazon Readingで年間20冊本を読むだけでも十分に元が取れるサービスですね。

さらに、大学生であれば、Amazonプライムstudentの契約で、
はじめの6ヶ月が無料で、その後も月額250円、年額2450円(2019年7月現在)ですから、
入らない理由を探すのが難しいほど魅力的ともいえそうです。

Amazonプライムは、サブスクリプションの中でも、様々な分野のあるデパート型とでもいえそうです。

それに対して、Netflixは映像コンテンツに特化したブティック型ですね。
Netflixにしかないコンテンツがありますから、それを見たいと思ったら、Netflixに入るしか無いわけです。

従来型のレンタルのTSUTAYAやGEOなどのDVDをレンタルしているような業態はますます厳しくなっていきますね。

大学生に特徴的なサブスクリプションは?

他のサブスクリプションサービスでは、Spotify、LINE MUSIC、AWAなどの音楽のサブスクリプションサービス群があります。
やはり、Amazonプライムで音楽もついているけれど、それはおまけの範疇を超えずに、
本格的に聞くには物足りないということがよく現れた結果だといえます。

さらに、大学生という属性からか、ジャニーズWEB(月額課金300円)だったり、
ピクトリンク(FuRyu)というプリクラのサービスのサブスクリプションという特色が見られました。

また、YouTubeを毎日視聴する大学生は7割を超えていて
(YouTubeに関するアンケート結果についてはまた後日紹介します)
広告がいらないという感想を持つ学生は多いのですが、
広告が非表示になるYouTubeプレミアムへの加入は今年2019年7月時点では2%にとどまっています。

それは、YouTubeプレミアムが月額980円と高めの設定ということも関係していると思われます。

他、本当にさまざまなサービスをサブスクリプションしていることがわかります。

電子雑誌はサブスクリプションを超える日は来るか?

電子雑誌のサブスクリプションでは、楽天マガジンと、dマガジンがあります。
ちなみに、私は、Amazonプライムと楽天マガジンをサブスクリプションしています。
楽天マガジンは本当に素晴らしいサービスで、便利です。

ただし、電子雑誌は、大学生にとってキャズムを超える日は来ないと思います。

理由は明白で、電子雑誌を読むのにはタブレットがほぼ必須だからです。
画面の大きさの関係で、スマホで開くと読みづらいのですね。

今年の大学生のアンケートで、大学生はタブレットを持っていない(タブレットを持っている大学生は2割強程度)でした。

kindleであれば、リフローして、画面サイズに合うようにレイアウトが最適化されますので、
スマホでも問題ありませんが、
電子マガジンは、固定レイアウト型なので、スマホでは画面が小さくてそのままでは文字が読めません。
電子雑誌は、タブレット向きと言えます。

今回は、大学生のサブスクリプションについて見てきました。
この辺の事情は、毎年、刻々と変化するようにも思いますので、来年も機会がありましたらまとめてみたいと思います。

雑誌『セラピスト』2019年8月号にて「動画活用超入門」記事を寄稿

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

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セラピストのための雑誌『セラピスト』誌の6月号でもシェアリングエコノミーに関する記事を書いたのですが、
最新号の2019年8月号にて「動画活用超入門」記事を書きました。

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文字と写真だけよりも、動画が加わるとわかりやすいですので、
企業の動画マーケティングはとても盛んになっています。

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それは、企業だけでなく、サロンなどのお店や、セラピストの個人であっても同様に効果が期待できます。
そこで、今回の記事では、YouTubeを活用して施術やサロンを広めるための手法について紹介しています。

iPhoneであれば、Apple純正の動画編集アプリのiMovieで画面を指で操作して動画を編集できます。
そしてそのままスマホからYouTubeへ動画を公開できます。

YouTubeに動画が1つもなければ、動画からの成果はゼロですが、
動画は1つでもアップロードしておくことで、
数カ月後、1年後、2年後であっても、その動画を見た人からの問い合わせや予約が入る可能性があります。

さらに、その動画の数が、1つでははく、10本、50本と多ければ、
それに応じた反応が期待できます。

セラピスト誌は、書店やアマゾンなど見つかると思います。
サロン経営者さんや、セラピストの方をはじめ関心のある方は、ぜひ参照ください。
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