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本を書く時の設定に関するニッチすぎる話

2017年04月19日

こんにちは、カティサークの押切孝雄です。

本日は、少しだけマニアックな話です。
本の原稿を書く時に最適なパソコンの設定です。

長文の原稿は、全体を考えながら、部分を書いていきます。
今書いているところに集中しつつ、一方で全体のことも考えながら書くということなんです。

そこで、昔は、原稿を書く時に、ある程度書いたら区切りの良いところでプリントアウトをして、
何枚か机に並べて、全体を見ながら校正していくということを繰り返していました。

プリントアウトした原稿を机に、3枚くらい並べると、全体が見えやすいんですね。

パソコンの画面だと1200字くらいしか1画面に表示できないんですね、普通なら。

そのため、プリントアウトすることを繰り返すことになったのですが、
今回の『デジタルマーケティング集中講義』では、
プリントアウトすることなく、原稿を書きました。

パソコンの1画面に4000字程度を一度に表示する方法を思いついたからです。
4000字を表示できれば、プリントアウトした時の3枚分に相当する文章量なので、
画面だけで十分となります。

まず、「Googleドキュメント」で書きます。

つづいて、「ページ設定」で、「タブロイド判」「横」の設定にします。
余白を上下0.5センチずつにして、左右を0.2センチにします。

「表示形式」→「列」を3行にセットします。
文字の大きさを「9」ポイントにします。
こうすると、1画面で表示できる文字数が4000字くらいになります。

ちなみに、使っているパソコンの解像度は横1680くらいです。
(MacBook Proの13インチ)

22インチの画面の大きな外付けのディスプレイにつなげられる時には、
より見やすくなります。

すると、私の場合は、前後の文章ブロックのつながり・流れが見えるようになるので、プリントしなくても、画面だけでOKとなります。

おそらく、あまりにニッチ過ぎて参考になる人が限られる話ですが、
長文を書く仕事の人とか、卒論とか書いている人は1度試してみても損はないかなと思います。

プリントアウトしたり、赤ペンチェックしたり、そこからパソコンに再度入力反映させたり、用紙をシュレッダーする手間が省けただけでも、けっこうな時間をセーブできました。